上司や取引先、同僚などにネガティブなことを言われ、「なんで自分は……」と落ち込むこと、ありませんか? ちょっと「生きづらさ」を感じたときに読むとハッとする、もんぬ 女営業の失敗(@mon_nu13)さんのツイートに共感が集まっています。

  • 鈍感力、ありますか?

入社直後、偉い人に「君はまず鈍感力を身につけなさい」と言われたので、何かネガティブな言動を向けられた時に「受け取らない」という選択をしていくことで鈍感力を育てました。非常に生きやすくなりました。鈍感力を使いこなせると営業に限らず人生のハッピー度が爆上がりするってのが最近の気づき。(@mon_nu13さんのツイートより引用)

このツイートに対して「わかりみが深い。私も自然とこれが身についてから気にしなくなった、無になった」「仕事してると毎日いろんな情報が入ってきて、その一つひとつに敏感に反応すると心の消耗が激しい」と「鈍感力」の重要さに共感する方も。

また、どうしても敏感に受け取ってしまうという方からは「鈍感力の育て方はどうすれば」「私も欲しい」というコメントも。

ネガティブな言動をスルーしたいと思っても、すぐには身につかないもの。この「鈍感力」の育て方について、もんぬさんに伺いました。

――「鈍感力」を育てる上で、大切なポイントはありますか?

「ポイントは2つあります。1つ目はそもそも他人の言動を『受け取るかどうか』は自分で取捨選択していいんだと知ること、2つ目は毎回『これは受け取って反省し次に活かす』『これは受け取らない』を意思を持って選ぶことを繰り返し訓練をすることかなと思います」

――すべて受け取るのではなく、都度「どっちだろう」と選ぶクセをつけていくんですね。

「個人的にイメージしやすいと思うのは、Twitterの『ミュート』機能です。嫌だなと思うコメントを見えなくする機能ですね。『受け取らない』という判断をした時は、頭の中でそれをミュートする動作を思い浮かべています(笑)。あとは、変化を実感するまでには時間がかかることを認識しておくことでしょうか。私も4年弱かかりました」

――このツイートに対して、多くの方から反響がありました。

「正直驚きました。他人の言動を全て受け取ってしまうことで生きづらさを感じている人ってこんなに多くて、みんな頑張っているんだなと思いました。同時に、入社当初の自分がこの言葉を聞いてハッとして、意識して鈍感力を磨いて生きやすくなったように、このツイートを見た方が少しでも生きやすくなったら本当に嬉しいです」

外からのネガティブな言葉で「生きづらいな……」と思ったときは、このツイートを思い出して、取捨選択してみては。