エイチームフィナジーは12月15日、「ポイント投資」に関する意識調査の結果を発表した。調査日は2020年11月2日、調査対象は20代~50代の個人で、有効回答は328人。
利用サービス、1位「楽天ポイント」
ポイント投資を始めた理由を聞くと、「簡単だったから」が51.2%で最多。次いで「お得だと思ったから」が48.5%、「資金不要で始められたから」が27.1%となり、気軽に始められるところに魅力を感じている人が多いことがわかった。
利用しているポイント投資は、「楽天ポイント(楽天証券)」が圧倒的に多く61.0%。以下、「Tポイント(SBIネオモバイル証券)」が27.4%、「LINEポイント(LINE証券)」が20.1%、「SMBC日興証券(dポイント)」が13.7%、「CONNECT(StockPoint)」が11.3%と続いた。
ポイント投資をしている人に2020年の投資成績を尋ねると、「100万円以上増えた」が5.8%、「30万円以上増えた」が6.1%「10万円以上増えた」が7.9%となり、ポイントが増えたと答えた人が50.2%を占めた。
2021年にポイント投資したい商品としては、「国内株式」が53.7%、 「投資信託」が42.4%と、この2つが断トツに多かった。続いて「ETF」が21.3%、「FX」が16.8%、「仮想通貨」が12.5%、「REIT」が12.2%、「バイナリ―オプション」が9.8%の順となった。
ポイント投資を始めたことで、投資に対するイメージはどのように変化したか問うと、「勉強になる」(35.4%)、「お金が増える」(33.2%)、「楽しい」(31.4%)がトップ3にランクイン。一方、「難しい」は24.1%、「怖い」は13.7%にとどまり、ポジティブなイメージを抱いている人の方が多い結果となった。