JR西日本は16日、新たな長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の2021年の運行方向について発表した。あわせて京都鉄道博物館にて、2021年1月2~4日に「WEST EXPRESS 銀河」の展示を実施することも発表された。

  • 「WEST EXPRESS 銀河」は2021年夏~秋にかけて京都~新宮間で運転される予定となった

「WEST EXPRESS 銀河」は12月から3月まで山陽方面(大阪~下関間)の昼行列車として運転。その後の運行方面に関して、2021年春から山陰方面(京都・大阪~出雲市間)を夜行列車として運転した後、2021年夏~秋にかけて和歌山・新宮方面へ初めて運転されることになった。京都発新宮行は夜行列車、新宮発京都行は昼行列車での運転を予定している。

運転時刻など、詳細は決まり次第、改めて発表される予定。ただし、新型コロナウイルス感染症の今後の状況により変更される場合がある。

■年明けに京都鉄道博物館で特別展示

京都鉄道博物館では、JR西日本の営業路線とつながった引込線を活用し、現役車両の展示を行っている。年明けの1月2~4日は「WEST EXPRESS 銀河」を展示。同列車が運行されない年末年始の期間を活用し、新春を飾るのにふさわしい列車として特別展示を行うという。

展示車両は1号車(「ファーストシート」)・4号車(フリースペース「遊星」)・5号車(「クシェット」)・6号車(「プレミアルーム」 / フリースペース「彗星」)の4両。展示に合わせ、「WEST EXPRESS 銀河」をモチーフにしたグッズ付き入館券も発売する。