女優の土屋太鳳が、フジテレビ系オムニバスドラマ『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』(26日21:15~23:25)で主演を務めるストーリーが明らかになった。
『ほんとにあった怖い話』制作スタッフとJRA日本中央競馬会がタッグを組む同番組。主演するのは、JRAのCMに出演する土屋、中川大志、葵わかな、柳楽優弥で、松坂桃李、高畑充希は6人が集う喫茶店シーンに登場する。
土屋が主演するストーリーは『冬の奇跡』。望月加奈子(土屋)は、料理の道へ進むことを夢見て、吉本忠文(八嶋智人)が経営する弁当屋で働いている。彼女と弟の友也(松尾潤)を女手一つで育てた母・幸恵(石野真子)が他界してから2年、加奈子は家庭と仕事を両立させようと必死になっていた。
そんなある日、母の遺影が置いてある棚から物音がしたのを発端に、加奈子の身のまわりで不思議な出来事が立て続けに起こるようになる。加奈子はそれらの出来事が、わだかまりを残したまま亡くなった母からのメッセージなのではないかと考えるが…。
土屋は、「少し『クリスマスキャロル』のような雰囲気を感じる物語だと思いました。あらためて“伝える”ということはすごく大切なことなのだなと思いました」と、台本を読んでの率直な感想をコメント。
八嶋とは初共演となるが、「ずっとお会いしたかった役者さんの1人だったので、お名前を見た瞬間ドキドキしました。ソワソワしながら現場に入ったのですが、パワフルで面白くて、素晴らしかったです!」と、現場の雰囲気の良さが伺える。
そして、「“大切なもの”を大切にすることの大切さ。それをほろ苦く、でもあたたかく感じていただける物語となっています。新しい1年の扉を感じながら、ぜひゆっくり見てください」とメッセージを寄せた。
6人の喫茶店でのシーンを振り返り、「CMで作り上げてきた関係性があるので、心地よかったです。そして、皆さん本当に(演技が)うまい…! ずっと『さすがだー!』と思いながら演じていました。演技が止まるということがなく、お芝居のせりふなのに普段話している時と全く同じ空気で、とても自然な演技でした」と印象を語っている。
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