プラネットは12月14日、「年末年始の過ごし方」に関する意識調査の結果を発表した。調査は11月12日~16日、20代以上の男女各2,000名を対象にインターネットで行われた。
年末年始をどこで過ごすか聞いたところ、例年と同様に「自宅」が圧倒的多数を占めたものの、その割合は、例年(82.3%)を5ポイント上回る87.8%という結果に。一方、「遠方にある自分または配偶者の実家」で過ごす人の割合は、例年(7%)からほぼ半減の3.7%だった。
今年の年末年始の休暇について、政府などが1月11日までの取得期間延長や分散取得を呼びかけている中で、実際に、休暇の日数や時期に変化があるのかを尋ねたところ、「正月休みを長く取る」(9.5%)や「正月休みをずらす」(3.8%)といった、休みの長さや時期を調整する予定の人は13%程度にとどまり、8割近くの人が「特に変わらない」(78.3%)ことがわかった。
今年の年末年始はどこに行くのか教えてもらったところ、年末年始の定番イベントである「初詣」(例年比-12.9pt%)、「年末の買い出し、初売り」(同-10.8pt)、「実家や親戚への挨拶」(同-8.9pt)を予定している人の比率はいずれも例年より大きく低下。また、「忘年会・新年会」(同-8.5pt)をはじめ、「映画館」(同-2.4pt)、「テーマパーク」(同 -2.1pt)、「ライブ・イベント」(同-1.6pt)といった娯楽関係も軒並み下がり、一方、増加となったのは「特にどこにも行かない」で、例年より12.6ポイント増加した。
さらに、コロナ禍の「初詣」について調査を行った結果、例年であれば約8割が「三が日中(1月1~3日)」(78%)に初詣に出かけるが、コロナ禍の2021年については68%と10%ポイント低い結果に。一方、三が日を除いた松の内(例年7.8%)に行く予定である人は9.3%と増回しており、初詣も分散する傾向が見て取れた。