Office Withは12月14日、キャッシュレス決済と現金払いに関する調査結果を発表した。調査は12月2日~6日、現金派である男女560名(年令問わず)を対象にインターネットで行われた。

  • 現在も現金払いを続けている理由

    現在も現金払いを続けている理由

キャッシュレス推進事業からのコロナ禍の影響から、多くの人がキャッシュレス決済へと移行し、キャッシュレス決済のキャンペーンが乱立する中、現在も現金払いを続けている理由を教えてもらったところ、「お金の管理がしやすい」(181人)が断トツのトップに。

次に多かった理由は、「発行やQRコード決済の登録が煩雑」で84人。「QRコード決済はどれを登録したらお得なのかわからない」「各決済アプリにどれだけの残高を入れているか毎回確認するのが面倒」という声が多く見受けられた。

そのほか、「セキュリティに不安がある」「使いすぎてしまう」「現金払いに慣れている」(ともに39人)、「お金を使っている感が薄れるから」(34人)といった理由や、少数派ではあるものの「突然のお金の出費がある」「学校行事や給食費の支払いで必要だから」「履歴を残したくないから」といった意見もあがった。

さらに、現金払いのメリットを聞いたところ、「使いすぎない」(230人)ことや「お金の動きが見える・管理がしやすい」(200人)に回答が集中した。

  • 現金払いで感じる不便・デメリット等

    現金払いで感じる不便・デメリット等

一方、現金払いで感じる不便・デメリット等については、「ポイントや優待がない」(202人)が圧倒的に多く、次いで「支払いに時間がかかる」(95人)、「常に財布を持たなければいけない・重い」(56人)、「不衛生⇒コロナで増加傾向」(56人)、「手持ちの現金以上の買い物ができない」(50人)などが上位に。

また、今後も現金払いを続けていくのかを問うと、半数以上となる314人が「はい」と回答。「考え中」という人は246人、「いいえ」は0人だった。