お笑い賞レース『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』の決勝戦が14日、東京・汐留の日本テレビから同局系で生放送され、吉住(プロダクション人力舎)が4代目女王に輝いた。

  • 『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』優勝した吉住

今年で4回目となる同大会は、出場資格「女性」のみでプロアマ問わず、漫才・コント・ピンネタ・ものまね・パフォーマンスなど、面白ければ何をやってもOKの異種格闘技戦。AブロックとBブロックに5組ずつ分かれ、それぞれのブロックで勝ち残った2組が最終決戦で対決した。

TEAM BANANA(吉本興業)、オダウエダ(吉本興業)、にぼしいわし(フリー)、紅しょうが(吉本興業)、ターリーターキー(プロダクション人力舎)が戦ったAブロックからは、結成7年目の紅しょうがが勝ち抜き。

Aマッソ(ワタナベエンターテインメント)、ゆりやんレトリィバァ(吉本興業)、吉住(プロダクション人力舎)、はなしょー(ワタナベエンターテインメント)、ぼる塾(吉本興業)が戦ったBブロックからは、芸歴6年目(ピン歴5年目)の吉住が勝ち上がった。

最終決戦の結果、投票数6対1で吉住が優勝。過去最多となった参加総数646組の頂点に立ち、賞金1,000万円と、副賞の日テレ人気14番組(『有吉の壁』『行列のできる法律相談所』『沸騰ワード10』『今夜くらべてみました』『踊る!さんま御殿!!』『ウチのガヤがすみません!』『NETA FESTIVAL JAPAN』『世界一受けたい授業』『スッキリ』『ZIP!』『バゲット』『笑ってコラえて!』『シューイチ』『人生が変わる1分間の深イイ話』)出演権、冠番組を獲得した。

今年の審査は、川島明(麒麟)、田中卓志(アンガールズ)、哲夫(笑い飯)、久本雅美、ヒロミ、リンゴ(ハイヒール)の6人のプロ審査員(各1票)と、データ放送による視聴者投票(1票)の計7票により採点。司会は、フットボールアワーの後藤輝基と水卜麻美アナウンサーが務めた。

なお、当初決勝進出に決まっていたスパイク(吉本興業)が、新型コロナウイルス感染のために出演を見合わせ、準決勝の次点だったターリーターキーが繰り上がりで決勝に進出した。

歴代の優勝者は、初代・ゆりやんレトリィバァ、2代目・阿佐ヶ谷姉妹、3代目・3時のヒロイン。

■Aブロック対戦成績
◯TEAM BANANA 4-3 オダウエダ
◯TEAM BANANA 7-0 にぼしいわし
 TEAM BANANA 2-5 紅しょうが◯
◎紅しょうが 7-0 ターリーターキー
 
■Bブロック対戦成績
 Aマッソ 3-4 ゆりやんレトリィバァ◯
 ゆりやんレトリィバァ 2-5 吉住◯
◯吉住 5-2 はなしょー
◎吉住 5-2 ぼる塾
 
■最終決戦
◎吉住 6-1 紅しょうが