KDDIのエンタメサービス「auスマートパスプレミアム」では、懐かしのゲームをスマートフォンで30タイトル以上楽しめる「クラシックゲーム」を展開中。大のクラシックゲーム好きとして知られるお笑い芸人のハリウッドザコシショウが、同サービスで遊べる5つのタイトルを体験し、終了後の囲み取材に応じた。

  • ハリウッドザコシショウ

「auスマートパスプレミアム クラシックゲーム」は、80~90年代の名作ゲームをスマホで楽しめるサービス。auスマートパスプレミアム会員であれば、ゲーム内課金もアプリのダウンロードも不要で楽しむことができる。ゲームタイトルは「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」「忍者じゃじゃ丸くん」「パックマン」「いっき」などといった往年の人気作品がラインナップされている。

今回、ザコシは「いっき」「熱血高校ドッジボール部」「忍者じゃじゃ丸くん」「パックマン」の4タイトルに加え、マイベストゲームと位置付けた「ダブルドラゴン」をプレイ。『ダブルドラゴン』をマイベストゲームに選んだ理由を問われると、ザコシは「学生時代にすげー遊んでいたんですよ。この中にあるものはほぼプレイしていたんですけど、中でも『ダブルドラゴン』と『熱血高校ドッジボール部』はスゲーやっていたので」と明かした。

現在46歳のザコシは小学校から高校までゲーム三昧だったそう。「高校は男子校だったんですけど、商業高校に行く奴は女とデートしている、男子校に行く奴は自分のやりたいことやっているみたいな感じでした。当時の僕のやりたいことはゲームだったんです。なので、商業高校の連中が彼女連れて歩いている横をゲームソフトを積んだチャリに乗りながら、舌打ちして走っていましたよ」と青春時代のエピソードで記者陣を笑わせた。

自宅にはクラシックゲーム機が何種類もあり、今でも頻繁に遊んでいるというザコシ。「学生時代はほぼ全機種持っていたけれど、芸人を目指してからは生活苦になって売ったりしていました。でもやっぱり面白いから金に余裕がある時に買い直したりして。その繰り返しです」と笑顔を見せ、「今のゲームよりクラシックゲームの方が僕は好きなんです。今のゲームはリアルさを追求していると思うけど、クラシックゲームは常軌を逸しているような設定が多い。『熱血高校ドッジボール部』のように死ぬまでドッチボールするとかあり得ないわけじゃないですか(笑)。そのある種、雑とも言える世界観が昔のコントみたいに感じて、すごく親しみを持てるんです」とその魅力を熱弁する。

クラシックゲームを芸人仲間と遊ぶこともあったそうで、「ケンドーコバヤシとは『スマッシュTV』や『2020年のベースボール』をよくやっていました。『スーパーファイヤープロレスリング』はなだぎ武さんやバッファロー吾郎A(バッファロー吾郎)とよくやっていましたね」と懐かしんだ。

前述の3人の中で特にゲームが得意だったのはなだぎ武だったという。「格闘ゲームが流行っていた頃、よくなだぎさんと遊んでいたんですけど、100回くらいやって1回くらいは僕が勝つんです。なだぎさんはたった1回の負けなのに、めちゃくちゃ怒って『もう1回やろう!』と言い出す。そして、また100回やらされるっていう、その繰り返しでしたね」と振り返った。

最後に、記者から「クラシックゲームを若い人にオススメしてください」というリクエストも。「何の説明もなく遊べるところがいいですよ。単純明快なのでね。中には単純だからこそ狂った世界観のものが本当にあるんですけど(笑)、基本説明書要らずで遊べます」と太鼓判を押し、「本当にシンプルだから、世代を超えてオススメですよね。若い世代はもちろん、年配の方も、スマホを持ったらまずクラシックゲームで遊んで欲しいです」とアピールした。