NEXERは12月11日、「国家公務員のボーナス」に関する調査結果を発表した。調査は12月10日~11日、男女866名を対象にインターネットで行われた。
今年の国家公務員(管理職を除いた一般行政職)のボーナスは、平均で65万3600円。昨年の冬より、5%マイナスでの支給となった。
「今年のボーナス支給額についてどう思いますか?」と聞いたところ、63.5%が「多い」と回答。多いと感じる理由を聞くと、「現状失職される方も多い中、もっと思い切った減額にすべき」「コロナで賃金に打撃を受けている国民が大勢いる中、その人達に対し何の良策も講じられていない国家公務員がボーナスを支給される事に疑問を感じる」といった声が多くあがった。
一方、「少ない」という人は僅か3.5%。理由については、「国民のために一生懸命働いているので減らすことはないと思う。それより国会中に居眠りしているような国会議員の手当を減らせばよいと思う」「国のために大変ハードに働いておられることを理解しているから」といった意見が見受けられた。
また、「妥当」(16.7%)と回答した人からは、「一般の人たちは妥当だと思うけど、最高裁長官や総理大臣は多すぎると思う」「一応減額されているので妥当」といった理由が並んだ。