俳優の杉野遥亮が主演を務める、テレビ東京の2021年1月期ドラマ25枠『直ちゃんは小学三年生』(2021年1月8日スタート 毎週金曜深夜0時52分~)のゲスト出演者が14日、明らかになった。
同作は杉野らが本気で小学三年生を演じるドラマ。主人子の直ちゃん(杉野)、金持ちで頭の良い少年・きんべ(渡邊圭祐)、貧乏でガサツな少年・てつちん(前原滉)、そして泣き虫の少年・山ちょ(竹原ピストル)の日常が描かれる。
直ちゃんたちが恐れるクラスのいじめっこ・タケモン役に平埜生成、タケモンの子分的存在・ジュンヤ役にやついいちろう(エレキコミック)、男子たちに嫌われているしっかり者で気の強い鎌田役に堀田茜、鎌田の親友で心優しい塩山役に本作で芸能界デビューする水嶋凜、前原滉演じるてつちんの兄・はずちん役に岡山天音が決定した。
また、初回&最終回放送日に杉野遥亮ら主要キャスト4名によるオンラインイベントも開催決定。1月8日は杉野、渡邊、前原が、2月12日は杉野遥亮、渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルが出演し、一部の回には豪華ゲストも出演、撮影時のエピソードなど仲睦まじいトークを繰り広げる。チケットは14日11時からイープラス・チケットぴあにて発売開始で、配信スタジオにはプレイガイドでの購入者を対象に各回2組4名様を招待する企画も行う。チケット代金は視聴のみ税抜1,500円、特典グッズ(杉野遥亮描き下ろしイラストの刺繍入りナップサック)付き税抜2,500円。
平埜生成 コメント
・この作品のお話を聞いた時の感想&演じる役についての印象は?
僕は運がいいっ! と思いました。台本を読み、それくらい面白いと思いました。
大好きな世界観の中に、飛び込むことが出来る喜びを感じています!
主人公・直ちゃん含め、この作品に出てくるキャラクターは皆、いわゆる物語の主人公には
なれない子たちなのではないかと思いました。それでも、どれだけ小さなコミュニティにだって、社会性があって、一人一人に個性があり、物語がある。
タケモンの中に潜む優しさを大切にしたいと思いました。
「しょうがない」を沢山つぶやいて、「しょうがない」が少しずつ溜まり、大人になってしまった気がします。どうしたって「しょうがない」と向き合わざるをえない、誰もが通った“あの頃”が詰まった作品になると思います。素敵な作品だと思っています。是非、観て欲しいです!
・小学生時代の放課後の思い出
基本、直帰でした。
でも、学年で一番のガキ大将的な存在の男の子と仲良くなり、たまに、彼と一緒に肉屋さんの手羽先(当時80円)を買って、2人で食べて帰るのが楽しみになりました。本当に美味しかったなあ。楽しかったなあ。彼は、元気かなあ。
やついいちろう コメント
・この作品のお話を聞いた時の感想&演じる役についての印象は?
面白いな~! と思いました。そのままの姿で小学生役をやれるなんて、
コントではよく小学生役をやっているんですが、それでドラマをやっていいんだ!
って思いました。楽しみですね。
ジュンヤは突然やってきて、とりあえず聞いた話だけしてすぐ帰って行くという(笑)。
さみしがり屋な感じがしますね。
みんな面白いテンションでやっているんで、ぜひ楽しみにしていてください。
・小学生時代の放課後の思い出
廊下でスライディングしてましたね(笑)。
堀田茜 コメント
・この作品のお話を聞いた時の感想&演じる役についての印象は?
実は根深い社会問題や大人がするとすごく生々しくなってしまう話を、子どもたちが嫌味なく
言うことでグッとくるセリフや、突き刺さる言葉が沢山出てくるので、後にも先にもない面白そうな作品だなと思いました。
現場では、大人ってここまで子どもに立ち返れるんだというくらいに、みんなが本物の小学生に見えてきて、男子にイラっとした気持ちも思い出しました。撮影中、最初はすごく異様な光景でしたが、いつの間にか本当に楽しくて、空き時間もほうきで戦っていたりするのを見ながら、すごくほっこりした気持ちになりました。
鎌田みたいな子、実際にいたなって…。すごく正義感が強くて芯があるんだけど不器用で、そういう子って男子からするとちょっと強すぎて、女の子からもあまり受け入れられなかったり、恐いという風に思われがちでしたよね。だけど、実はすごく必要な存在で、こういう子が大人になった時に、会社を引っ張ったり、社会をより良い方向に変えていくんだなと思いました。今思えば必要なタイプの子だったなと、大切に演じました。
とてもいい意味で問題作だと思います。大人にこそ突き刺さるお話も沢山あると思いますし、子どもの時の気持ちをいつまでも忘れたくないなと思わせる良い作品だと思うので、ぜひ最後まで観ていただけたら嬉しいです。
・小学生時代の放課後の思い出
木登りをしたり、セミ捕りに行ったり、砂場ですごく綺麗な泥だんごを作って並べたりして、ドヤ顔で「これ作ったんだー!」って言っていました(笑)。すごく砂場に夢中な時期がありました。負けず嫌いだったので、鉄棒とかも「私の方ができる!」って競ったり、2人乗りでブランコしたり、大人からするとハラハラするような遊びをしているタイプでした。兄がいたのでゲームや漫画も大好きでしたが、外の遊びの方が好きでした。
■水嶋凜(塩山 役) コメント
・この作品のお話を聞いた時の感想&演じる役についての印象は?
私にとって初めて出演させていただく作品になるので、最初は身構えていたんですけど、「小学生」がテーマのストーリーを聞いた時に、この作品だったら初めてでも楽しめそうだな
と思いました。
初めは違和感があった撮影風景も、皆さんお芝居が上手というのもあって、途中から小学生にしか見えなくなってきました(笑)。面白いような、当たり前の景色を見ているみたいですごく不思議な感覚でした。
私が演じる塩ちゃんは、普段は天然でのほほんとしているんですけど、実は人一倍しっかりしていて芯のある女の子。いつだって塩ちゃんなりの優しさで物事を考えていて、ぼや~っとして
いるかと思えば、大人をハッとさせるような発言をして、他の子より一足先に高学年並みの
考えを持っていると思いました。愛着をもって演じさせていただいたので、彼女たち小学生の言葉を聴いて、観ている方に何か感じていただけたらいいなと思います。
・小学生時代の放課後の思い出
学校から家が遠かったので、小学三年生くらいまでは友達の家に放課後遊びに行くことは時々しかなく、遊べる機会がすごくかけがえのないものでした。普段は家が厳しくて、漫画も読ませてもらえないし、買えなかったんですよね。でも、友達の家に行くと好きなだけ漫画も読めるし、ずっとしゃべっていられるし、ごはんも一緒に食べることができて夢のような時間でした。
いつも夕方頃になると母から、「まだ帰ってこないの?いつ帰ってくるの?」というメールがくるんですけど、敢えて返信をじらして帰る時間を延ばしたりしていた思い出がありますね。
・岡山天音 コメント
・この作品のお話を聞いた時の感想&演じる役についての印象は?
ありそうでなかったコンセプトに非常に心躍りました。台本に散りばめられた絶妙な「あの頃あるある」も秀逸で、この機会を逃す手はない! と思いました。
直ちゃん達を振り回す困ったお兄ちゃん役だったので子ども時代にタイムスリップして思い切り演じさせていただきました。なかなか肩の力の抜けない世の中ですが、超絶気楽に観ていただける作品だと思います。大人になってから思い出す事もなくなった「あの頃だけのおかしみ」にぜひ肩まで浸かってください!
・小学生時代の放課後の思い出
一時期「お笑い係」に所属していたので、学校が終わった後に友達と居残ってネタ作りに励んでいました。
近藤啓介監督 コメント
小学三年生の物語を作って、全員が通ってきた道をもう一度歩んで見ることで、大事なことを思い出すことができました。
杉野さんと撮影中、何度も真面目に話しました。「ランドセルを背負った大人」が何を真面目に、と思われるかもしれませんが、それくらい真剣に作り上げたのです。渡邊さん、前原さん、竹原さんも小学生にしか見えなくなってきて、たまに我にかえった時に笑ってしまいました。いじめっ子、女子、てつちん兄と濃いゲストも登場し、新風を吹かせます。是非最初から最後まで見て心打たれてください!
(C)「直ちゃんは小学三年生」製作委員会