俳優の北村有起哉、小池徹平、浜野謙太、女優の長井短が、来年1月スタートのテレビ朝日系ドラマ『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(毎週土曜23:30~)に出演することが12日、明らかになった。
同作は、生田斗真が細々と執筆を続けながら家事全般を担う脚本家兼主夫の吉丸圭佑を、吉瀬美智子がベストセラー作家として家計を支える妻・吉丸奈美を演じ、脚本は、『HERO』(フジテレビ)などの大ヒットドラマを多数生み出してきた福田靖氏による完全オリジナルストーリー。
北村は、メインライターがケガで突然降板することになり、まったく無名の吉丸にゴールデンタイム枠の連続ドラマの脚本執筆を依頼することになる東西テレビのプロデューサー・東海林光夫を演じる。「当たってバズればいいんだよ」が口グセのいい加減なプロデューサーで、ふんわりした雑な発注からの大幅変更というスケジュールで圭佑をとことん振り回す。
小池は、圭佑が脚本を担当するドラマで初めてチーフを担当することになった監督・角隆史役。暑苦しいほどにやる気満々、撮りたいイメージがどんどん湧いてくる監督で、笑顔で圭佑を励ますなど一見優しい味方に思えるが、彼の意気込みとあふれ出して止まらないアイデアが、逆に圭佑を追い詰めていくことに。
そして、長井が内心では東海林をバカにしているアシスタントプロデューサー・松尾めぐみ役、浜野が追い詰められた圭佑の前に突如出現するスキンヘッドの男役にそれぞれ決定した。
北村、小池、長井、浜野のコメントは以下の通り。
■北村有起哉
撮影現場がとても和やかな雰囲気なので、ホッとしています。ドラマ制作メンバー(小池徹平くん、長井短さんと私)の3人はいつも一緒なのですが、待ち時間も楽しく過ごさせてもらっています。福田さんの脚本を読むと、主人公の吉丸くんがあまりに気の毒で。そして作家さんやプロデューサーの実体験がどこまで盛り込まれているのか、ムフフとニヤついてしまいました。プロデューサー役の私としてはドSにならないといけないので、主人公に対して容赦なく追い込みたいです。皆さんが普段お茶の間で何気なく観ているテレビドラマですが、実は裏舞台にもドラマチックなことがたくさんあるんです。創作に携わる人々の艱難辛苦を、喜怒哀楽を織り交ぜてお届けできればと思っております。
■小池徹平
待ちに待った撮影だったんですが、ジェットコースターに乗っているみたいに駆け抜ける感じで(笑)、想像以上に楽しい現場です。初日から皆さんとの空気感が心地よい感じで、不思議な現場です。今回の福田さんの脚本は、笑いなしでは読めないです! 毎回吹き出して笑ってしまうので、外では恥ずかしくて読めないかもしれません…うん、読めないッ!? ですね。登場人物が生き生きしていて、とても素敵な脚本です。ドラマの中では、撮影がどんどん進むにつれてトラブルが起きて、脚本を書き直して、またトラブルが起きて(笑)、とにかくドタバタがすごく面白い作品だと思うので、撮影現場のシーンも楽しみです。とても面白くて、皆さんを明るい気分にさせてくれる作品だと思いますので、たくさんの方に観てもらえるとうれしいです。
■長井短
福田さんの脚本を読んだときに、どこまで本当にあったことなんだろう…っていうのがまず気になりました(笑)。黙読していてもセリフのテンポの良さが伝わってきて、「早くやりた~い」ってワクワクしたのを覚えています。そして迎えたクランクイン…私は皆さんと初めましてだったんですが、なんだか初めて会う気がしないくらい初日から楽しい撮影でした。ドラマを作るのも大変なんだなあって、笑いながら見ていただけたらうれしいです。このドラマも、ドラマ内ドラマも良い作品にしてみせます!!!!
■浜野謙太
一度朝ドラでご一緒させていただいた福田靖さんの脚本。その時からのリスペクトが止まらないです。各登場人物への愛があふれていて読んでいて幸せになれます。僕はそんな福田先生が抱えておられる闇の部分の担当だと思うので存分に凶悪にやらせてもらおうと思っているのですが、生田斗真くんが笑ってくれたりすると可愛すぎて和んでしまうのでキャラを保つために頑張っています。特殊メイクスタッフの素晴らしい仕事ぶりもあり、僕の役は異様さを惜しみなく放っていると思いますが、アットホーム部分とのコントラストで脚本家というものの変態性がにじみ出るんじゃないかと出来上がりがホントに楽しみです。真の意味で家族で楽しめると思うので一緒にリアタイ視聴しましょーね!!