樽見鉄道は12月13日にダイヤ改正を実施する。美江寺~北方真桑間の県道岐阜関ヶ原線高架橋が完成し、高架工事前と同じ所要時間に短縮される。あわせて日中時間帯の大垣発樽見行にパターンダイヤを導入し、わかりやすく利用しやすいダイヤに見直す。
美江寺~北方真桑間では、工事の進んでいる県道岐阜関ヶ原線樽見鉄道高架橋が完成し、12月6日に仮線から高架線に切り替わった。その後の1週間、路盤が安定するまで高架線の徐行運転を行い、ダイヤ改正後は通常の速度での運転を実施する。これにより、美江寺~北方真桑間は高架工事前と同じ所要時間に短縮される。
日中時間帯にパターンダイヤも導入。大垣駅を8~16時台に発車する列車の発車時刻を統一し、わかりやすく利用しやすいダイヤとする。JR東海道本線からの乗換えも改善されるという。
樽見駅21時26分発、大垣行の最終列車は21分、大垣駅22時55分発、本巣行の最終列車は4分、それぞれ時刻を繰り下げる。大垣発本巣行の最終列車は、名古屋駅からの「ホームライナー大垣3号」との乗換えも改善される。その他、利用状況に合わせて設定時刻等を変更し、一部列車で大垣駅の到着ホーム・発車ホームが変更される。