バンダイはこのほど、「今年のクリスマスに関する意識調査2020」の結果を発表した。同調査は11月6日~9日、0~12歳の子どもを持ち、クリスマスプレゼントの購入予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある親800人を対象にインターネットで実施した。

  • クリスマスプレゼントの予算

クリスマスプレゼントの予算について尋ねたところ、「5,000円~5,999円」(35.5%)が最も多く、次いで「10,000~19,999円」(17.9%)となった。平均金額は8,192 円で、昨年の8,686円から494円減少している。

クリスマスプレゼントの予算に、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたか聞くと、14.6%が「受けた」と答えた。影響を受けたと回答した人の予算の増減は「増額予定」が 65.2%で、「減額予定」の 34.8%より多い。

予算を増額した理由として多かったものは、「長い自粛期間を耐え、がんばったご褒美にしたいから」「レジャーや旅行の支出が減ったから」(各19.7%)が最も多く、「生活スタイルが変わり、貯蓄に余裕ができたから」(9.1%)が続いた。

一方、減額すると回答した人にその理由を聞くと、「収入が減ったから」(19.7%)が最も多かった。次いで「在宅時間が増え、生活費が増えたから」(6.1%)、「自粛期間中、子どものための出費を増やしたから」(4.5%)となっている。

  • 新型コロナウイルス感染拡大の影響によるクリスマスプレゼントの予算の増減の理由

クリスマスプレゼントの購入方法について尋ねると、「店頭で購入」「ネット通販で購入」が各49.1%%だった。

子どもが「今年プレゼントに欲しい」と言っているプレゼントをどこで知ったかについて聞いたところ、1位は「友達」(17.7%)、2位は「店頭」(13.9%)、3位は「テレビ番組(アニメ)」(12.9%)だった。学齢別で見ると、学齢が上がるにつれて「友達」や「YouTube」から知ったという人が多くなる傾向にある。

  • 欲しいプレゼントの認知経路全体 TOP5

クリスマスにサンタさんに欲しいプレゼントをお願いしている子どもに、お願いをする方法を尋ねると、1位は「手紙を書く」(65.6%)、2 位は「親に代理で伝えてもらう」(30.6%)だった。

今年購入予定のクリスマスプレゼントについて聞くと、最も多い回答は「ゲームソフト」(14.9%)で、「ブロック・積み木・パズル」(10.6%)、「人形・フィギュア」(7.6%)が続いた。0~2歳は「ブロック・積み木・パズル」、3~5歳は「人形・フィギュア」、6~12歳は「ゲームソフト」が最も多かった。

  • 今年購入予定のクリスマスプレゼント(全体)