JR貨物は、東京都品川区の東京貨物ターミナル駅構内に建設するマルチテナント型物流施設「東京レールゲート EAST」を2021年1月1日に着工すると発表した。
「東京レールゲートEAST」は鉄骨造り(一部コンクリート充填鋼管構造)5階建ての物流施設で、敷地面積7万6,493平方メートル、延床面積17万4,404平方メートル。今年2月に完成し、先行稼働した「東京レールゲート WEST」と同じく、賃貸契約を結んだ運送会社等が物流の拠点として利用できる。
貨物駅構内にあるため、入居する運送会社にとって自社の倉庫・配送センター等と貨物駅の間の輸送コストを削減できるメリットがある。JR貨物も入居テナントに対し、「集荷・配達・保管・荷役・梱包・流通加工などの一貫した物流サービス」を提供できるとしている。
三井不動産が事業パートナーとして開発計画の企画立案やテナント誘致を行い、竣工後は施設の運営・管理を担う。竣工予定は2022年8月とされている。