フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、問題を起こした子供たちと、彼らを育てる格闘技ジムのオーナーを追った『悪ガキと ひとつ屋根の下で ~夢の力を信じた10年の物語~』を、13日に放送する。
東京・足立区の借家に、4人家族と共に、血のつながらない4人の男たちが共同生活をしている。彼らは、家庭や学校で問題を起こし、この家で生活するようになった。
そんな彼らの“父親代わり”をしているのは“会長”こと古川誠一さん(52)。自らジムを運営し、格闘家を育てるトレーナーとして評判が高い古川会長は、彼らを毎日、自らの格闘技ジムに通わせている。精神を鍛え直し、強い人間に育てているのだ。今、古川会長のジムは、子育てに行き詰まった親たちからの“駆け込み寺”になっている。
曽祖母に暴力をふるい、会長に引き取られた小学4年生のユウセイ。このままでは、暴力で問題を解決するような人間になりかねない。会長はユウセイに愛情と厳しさを持って、鍛え直すことにする。
小学5年生のコジロウは、家族に暴力をふるい警察を呼ばれる騒動に。苦悩する母親を救ったのが古川会長だった。コジロウを自宅で引き取ることにしたのだ。
そんな中、10年前から古川会長の自宅で共同生活を送る、かつての“悪ガキ”中野滉太が格闘技の世界で成長を遂げ、初のタイトルマッチが決定する。「チャンピオンになって会長に恩返ししたい」と語っていた滉太だったが…試合前日、“事件”が起きる。滉太が病院に担ぎ込まれてしまったのだ。
子供たちの力を信じる古川会長とひとつ屋根の下で暮らす“悪ガキ”たち。彼らの奮闘と成長を追った10年の記録を、女優・芳根京子のナレーションで追っていく。
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