米NVIDIAは12月9日(現地時間)、同社グラフィックスカード製品向けに「GeForce Game Ready Driver 460.79」の提供を開始し、12月10日発売のゲームソフト「サイバーパンク2077」に正式対応した。既に公開されており、無償でアップデートできる。
サイバーパンク2077は、大作オープンワールド型RPG「The Witcher 3: Wild Hunt」を開発したCD Projekt REDによるアクションロールプレイングゲーム。極めて高品質なグラフィックが特徴で、リアルタイムレイトレーシングの他にも、NVIDIAの独自技術「DLSS 2.0」をサポートしており、対応する環境では高品質なグラフィックスを高いパフォーマンスで体験できるという。
レイトレーシングを使用しない場合でも、フルHD解像度での推奨設定はIntel Core i7-4790、12GBメモリ、GeForce GTX 1660 SUPER以上と高く、レイトレーシングを有効化して4K解像度でプレイするにはIntel Core i7-6700、16GBメモリ、GeForce RTX 3080以上を要求する。
なお、NVIDIAはサイバーパンク2077(GOG版)をクラウドゲーミングプラットフォーム「GeForce Now」で提供中。ローカル環境で高品質なゲームを動作させられないローエンドデバイスや、古いPC、Androidのモバイルデバイス、Macでも1080p 60fpsのゲーム体験が得られるとしている。