女優の橋本愛がこのほど、日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』(毎週土曜22:00~)のクランクアップを迎えた。最終回は、12日に放送される。

  • 柴咲コウ(左)と橋本愛=日本テレビ提供

一見、美人で仕事もできるしっかり者だが、外見とは裏腹のメンヘラ“かまってちゃん”タイプで恋愛には不器用な愛美を演じた橋本。毎回、ケンカ、酔っ払い、書類投げなど、荒ぶる“快演”を見せた。

そして、姉・望美(柴咲コウ)が不慮の事故にあい、家族を取り巻く環境が激変したことで、自分の存在意義に苦しむようになってしまう妹という難しい役だった。

「3か月間、お疲れ様でした」とスタッフをねぎらった橋本は「このドラマを見続けてくれた視聴者の方には、すごく大きなギフトが届けられる作品になったのではないかなと思います」と自信。

「愛美は、演じていて、全然楽しくない役でした(笑)」と本音を吐露しつつ、「愛美はずっと心がささくれ立っていて、どうにかなってしまいそうでした。でも9話以降、ようやく穏やかな気持ちで演じることができ、愛美も私自身も救われたような気持ちになりました」と語る。

「そして何より、柴咲さんのお芝居に向かう姿を見ていると、安心して演じ続けることができ、とても心強くて助かりました」といい、「スタッフの皆様もこのような状況の中、体調を崩すことなく撮影が進み、安心しています。最後の撮影まで頑張ってください。ありがとうございました」と、最後までスタッフをきづかってエールを送った。