俳優の板垣李光人と、お笑い芸人コンビ・銀シャリの橋本直が、あす11日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。
オープニングでは、メーンキャスターのアリタ哲平(有田哲平)が「この番組の視聴者の間では、残念ながら板垣さんの知名度はゼロ」と、報道番組のしきたりとして、板垣のプロフィールをフリップで紹介。しかし、フリップには明らかな間違いがあり、橋本がすかさずツッコミを入れる。すると、「その調子で、今日はおかしなことがあったらどんどん指摘してほしい」というアリタ。その殊勝な態度に、橋本は戸惑ってしまう。
特集のテーマは、「ついに到来! VR最前線!」。仮想の空間を、まるで実際にその場にいるような感覚で体験できる、VR(バーチャルリアリティー)の技術。コロナ禍による生活様式の変化や通信技術「5G」の登場で、VR業界は近年ますます成長を遂げ、5年後には市場が1兆円を超えると言われている。そこで今回は、今注目のVRコンテンツを、出演者がスタジオで体験。驚きのVR最新技術を紹介していく。
まずは、NASAの天体データから再現したというプラネタリウム体験VR機器に、板垣が挑戦。初めは目の前に広がる天体を堪能していた板垣だったが、あまりの迫力に“VR酔い”してしまい、橋本に交代する。すると橋本は、リアルな星空に感激しきり。しかし、ゴーグルを外すやいなや、アリタから“気の利いた感想”を求められ、見る見る窮地に追い込まれていく。
続いて、ジェットコースターのスリルと爽快感が味わえる絶叫系VR、大自然を体験できる環境VRと、最新のVRを体験するたびに、なぜか不思議な違和感にさいなまれていく橋本。そしてついに、「クオリティーがエグい!」と橋本を震え上がらせる、新たな“仮想現実”の世界が幕を開ける…。
収録を終えた板垣は「バラエティ番組で、ここまできっちり台本を覚えることって、なかなかないことなので、やっぱりドキドキでしたね。ドラマだと、シーンごとに撮るから途中でモニターチェックとかもできますけど、この番組は一気に通して収録するので、なおさら緊張してしまいました。でも、いざ収録が始まったら、有田さんたちが作ってくださる流れに身を委ねて、楽しむことができました」と感想をコメント。
番組の大ファンだそうで、「僕は、この番組の一番の魅力は、独特な“空気感”だと思っていて。今回、出演者の一人としてスタジオに入ったときに、それをさらに強く感じることができて、やっぱり他の番組にはない空気感だなって、改めて思いました。テレビで見ている比じゃないくらい面白かったです」と再確認した。
そして、「オープニングで、僕のプロフィールを紹介するくだりがあるんですけど、僕自身、台本を読んだときに笑っちゃったんですよね。それくらい面白いシーンになってると思うので、ぜひ注目してほしいです。あとはやっぱり、いろんな“仮想現実”に翻ろうされる橋本さんの姿は、絶対に見てほしいと思います!」と見どころを語っている。
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