鍋の美味しい季節になってきた。趣向を凝らした鍋で人気の「しゃぶしゃぶ温野菜」(以下・温野菜)では、2020年12月4日から新メニュー「トリュフ薫る赤ワイン鴨すき」と「炙り葱の極み鴨すき」を販売開始した。
コロナ禍により、様々なことが変わった2020年。温野菜の客層も以前とは変わってきており、ご夫婦やカップルなど、距離の近い関係で来店するお客さんが増えているという。また、デートシーズンではあるものの、冬のイベントも中止になるなど、なかなか外出する楽しさを味わえない昨今。そこで温野菜では、せっかくの食事の機会に少しでも“非日常”を提供したいということで、“大人の冬デート鍋”として、2つの新メニューを開発。今回は一風変わった鍋だというので、早速いただいてみた。
「トリュフ薫る赤ワイン鴨すき」
赤ワインのコクと酸味に、トリュフオイルの香りをだしに加えた鍋。鴨すきだしはもともとベースが甘いので、赤ワインを入れることによりデミグラスソース風の味に仕上げたという。煮詰めた赤ワインを使用しており、お酒が飲めない人、運転がある人、お子さんにも安心なメニューとなっている。
たまり醤油と黒糖の「すきしゃぶだし」に鴨肉と葱をさっとくぐらせてから、「塩玉子だれ」につけて食べると、香り高く濃厚な味わいにまろやかさが加わって絶品。
また、「鴨カプレーゼ」なる味変メニューも用意されている。火を通したトマト、モッツァレラチーズ、バジルの風味が鴨と合う! こんなカプレーゼってありなのか。めちゃくちゃ美味いぞ。思わず一気に平らげてしまったが、鍋に入れたトマトは結構熱いので、あまりの美味しさに慌てて食べて口の中がアチチチ、とならないようにご注意を。
シメには「洋風つけ蕎麦」が用意されている。温野菜に蕎麦とは珍しいが、だしにトリュフオイルと黒胡椒を加えたつけだれに蕎麦をつけて食べるというもの。最初からシメまで大人の贅沢な気分で味わえる斬新なメニューだった。
「炙り葱の極み鴨すき」
たっぷりの葱をつかった見た目と、炙った葱の香りを楽しめる鍋。まずは炙り葱をだしに入れて、鴨肉をしゃぶしゃぶして葱を巻いて食べてみる。白醤油ベースのだしを吸った炙り葱と鴨肉の旨味がたまらない。
さらに、たっぷりの翡翠ねぎと洒落ねぎをさっとしゃぶしゃぶしてから鴨肉と一緒に豪快に口の中へ。だし、肉の旨味、そこに新鮮でしっかりした味の葱が加わって、格別の美味しさだ。
自慢の「黒辛味」と「極みだし」が入った「黒辛味玉子だれ」をよく溶いてからつけてみると、山椒がかなりアクセントになっていて、ピリッと辛くて鴨肉と葱の美味しさを引き立てている。これはクセになる味だ。これならいくらでも食べられそうだが、飽きがこないように、味変アイテムも用意されているから、さすがは温野菜。後半になってきたら「おろし葱ポン酢」を使うのがおすすめ。
ゆずの香りでめちゃくちゃ爽やかになるので、口の中がリセットされてますます食欲がわいてくる。こちらのシメには乱切り蕎麦の食感も楽しい「鴨すき南蛮」が用意されている。デザートには甘じょっぱさとチーズクラッカーの食感が心地良い「黒胡椒アイス」で、なんだかひと足お先に年越し気分になってしまうほど、たっぷり食べて大満足。ごちそうさまでした。
毎回、素晴らしいサービス精神で新たなメニューを開発、販売している温野菜。今年の締めくくりに登場した「トリュフ薫る赤ワイン鴨すき食べ放題」「炙り葱の極み鴨すき食べ放題」で、大切な人と特別な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
●information
「しゃぶしゃぶ温野菜」
①「トリュフ薫る赤ワイン鴨すき食べ放題」
②「炙り葱の極み鴨すき食べ放題」
※好きなだしを2種類選べて、①と②を両方選ぶことも可能
2020年12月4日~2021年1月20日
価格:1名3,680円
販売店舗:全国のしゃぶしゃぶ温野菜
※“一人に一鍋”定食実施店舗他、一部店舗は除く