俳優の田中哲司がこのほど、日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』(毎週土曜22:00~)のクランクアップを迎えた。最終回は、12日に放送される。
娘・望美(柴咲コウ)の父・進次を演じた田中。望美の事故から5年後、妻・多恵(鈴木保奈美)と離婚し、加奈(富田靖子)と再婚したものの、義理の息子・達也(竜星涼)は引きこもりで、家庭も仕事も行き詰ってしまった進次のカプセルホテル暮らし姿も話題になった。
田中は「良い作品に恵まれました」「朝起きて、今日で進次役が終わってしまうのか思うと、寂しくなりました」とあいさつ。
また、「作品に教えられたことが多くありまして…うちの子どもをきちんと育てようと、今回決心しました(笑)」と宣言して現場を和ませながら、「気持ちは言葉に出すべきだということも教わりました。ありがとうございました」と感謝した。
前回の放送で進次は、現在の家族関係を何とかしようと達也の部屋に突入し、初めて親子として激しくぶつかった。そして加奈は、数年ぶりに家族で食卓を囲み再生への一歩を踏み出すこととなったが…。