ダイハツ工業はこのほど、軽乗用車「タント」および軽福祉車両「タント スローパー」(車いす移動車)、「タント ウェルカムシートリフト」(昇降シート車)、「タント ウェルカムターンシート」(回転シート車)を一部改良し、発売した。
「タント」は2003年の発売以来、軽自動車初となるピラーインドア「ミラクルオープンドア」や、両側パワースライドドアを採用し、好評を得ている。
昨年の7月に発売した現行の4代目は、同社の新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」第一弾であり、すべての世代のユーザーのニーズに応える良品廉価な商品。「次世代スマートアシスト」で充実した先進・安全装備を採用するなど、全方位で大幅に機能と性能を進化させた。
今回の一部改良では、「タントカスタム(福祉車両含)」に迫力のあるメッキ加飾を施したフロントフェイスが特徴の新グレード“スタイルセレクション"を設定。「タント(福祉車両含)」には2トーンカラーを4色追加し、従来よりも豊富なカラーバリエーションを設定した。
また、「スマートアシスト」には夜間歩行者検知機能や路側逸脱警報機能などを追加し、今年6月に発売した「タフト」同様、先進の予防安全機能を搭載。「フレンドシップシリーズ(福祉車両)」は標準装備の充実をはかりつつ価格を抑え、求めやすい価格設定とした。
メーカー希望小売価格(税込、タント福祉車両は非課税) は、「タントカスタム」 172万1,500円〜200万2,000円。「タント」 124万3,000円〜176万5,500円。「タント スローパー」143万5,000円〜199万5,000円。「タント ウェルカムシートリフト」160万5,000円〜214万5,000円。「タント ウェルカムターンシート」 145万円〜199万円。