TOTOは12月7日、住宅用の壁掛トイレ「FD」を発表した。便器が浮かんでいるようなフローティングデザインを採用し、見た目の高級感を演出するほか、床面の清掃もしやすい。オプションで、底面から間接照明を照らす機能も追加できる。価格は397,400円(税別)で、2021年2月1日より発売する。

  • 便器が浮かんでいるようなフローティングデザインを採用した住宅用の壁掛トイレ「FD」

住宅用システムトイレ「レストパルF」で好評だったフローティングデザインの壁掛けトイレ。便器が床から離れているため、床清掃がしやすい。キャビネットカラーはホワイトとリネブラックの2色を用意し、キャビネットの天板カラーはホワイト / ホワイトウッド / ライトウッドN / ミディアムウッドN / ダルブラウンの5色を揃える。

給水管、電源コード、レバーハンドルなどは、便器背面のキャビネットに収納。便器は汚れが溜まりにくく拭きやすいフチなし形状で、ツルツルの陶器表面により汚れを防ぐ。水流は、渦を巻くようなトルネード水流で、少ない水量で汚れをしっかりと洗い流す。洗浄水量は、大で4.8リットル、小で3.6リットル、ecoで小で3.4リットル。

  • 給水管などは、背面のキャビネットに格納している。従来のタンク式トイレよりも高さを抑えている

オプションの足元照明「やわらかフロアライト」を導入すれば、便器下部から温かい光を発し周りを照らしてくれる。本体サイズはW430×D771×H750mm。