TACは12月7日、人気資格ランキングと学生に人気の資格ランキングを調べた「2021年 人気資格ランキング」を発表した。調査期間は2020年1月1日~10月31日。各資格の資料請求数を集計し、ランキング化した。
人気資格ランキング1位は「簿記検定試験」
人気資格ランキング1位は「簿記検定試験」。年間約60万人以上が受験する人気資格で、多数の企業が社員に対して同資格の取得を奨励している。3・2級については、2020年12月からネット試験方式(CBT方式)による試験が行われる。
以下、2位「公認会計士」、3位「宅地建物取引士」、4位「税理士」、5位「中小企業診断士」、6位「社会保険労務士」、7位「FP(ファイナンシャルプランナー)」。8位「情報処理・パソコン」、9位「行政書士」、10位「建築士(1級・2級)」と続いた。なお、公務員試験と教育採用試験は採用試験のためランキングより除外している。
学生に人気の資格ランキング1位は「公務員」。国家公務員法や地方公務員法で身分を保障されているため、失業の心配なく、「社会全体のために仕事ができるのは、公務員独自の魅力」(同調査)という。
以下、2位「公認会計士」、3位「簿記検定試験」、4位「税理士」、5位「教員採用試験」、6位「宅建士(宅地建物取引士)」、7位「米国公認会計士(USCPA)」、8位「中小企業診断士」、9位「情報処理・パソコン」、10位「FP」と続いた。