俳優の山崎賢人と女優の土屋太鳳が7日、東京・渋谷のMIYASHITA PARKで開催されたNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』(12月10日配信)のプレミアイベントに登場した。
4度目の共演となる山崎と土屋がW主演を務めた本作は、麻生羽呂氏による同名コミックを実写化した作品。人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリス(山崎)と、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギ(土屋)が、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、「生き延びる」ために理不尽な現実に挑む姿を描く。
全世界190カ国に配信されるが、山崎は「ワクワクしています。信介監督と一緒に世界に向けて映画のようなクオリティでドラマを作れると聞いたときすごくワクワクして、撮り終わった今もそのワクワクを裏切らない最高の作品ができたと思うので、早くみなさんに見てほしいなという気持ちでいっぱいです」とアピール。
「恋愛、サバイバル、謎解き、推理など、いろんな要素があって、どの世代の方でも楽しめるものになっていると思います。生きるということに真正面からそれぞれの生き方でぶつかっていくという意味で言うと、この作品を見て生きていくヒントにもなればいいなと思いますし、面白い作品には国境はないと思うので、みなさんに愛される作品になればいいなと思っています」と願いを込めた。
土屋も「この作品のアクションはものすごく壮大で、CGもすごいので、みなさんにどういう風に見ていただけるのかドキドキしています。実際に一晩中、走って逃げて飛んでというのをリアルにしていて、私たちも本気でやっているので、本物になっているのではないかなと思っています」と自信。
そして、「本当にみんなが覚悟を決めながら刻んだ作品です。その覚悟をぜひ世界中の方々に体験していただきたいと思います。2020年、当たり前の日常が当たり前でなくなった年だったと思います。だからこそ今を大切に生きるということであったり、人と人が共に生きるという意味を感じていただけたらと思います」と呼びかけた。
イベントには、村上虹郎、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、栁俊太郎、吉田美月喜、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗、佐藤信介監督も登場。本作の重要なカギを握るトランプをモチーフにしたクリスマスツリーの点灯式も行われ、山崎と土屋がスイッチを押すと輝きを放った。