グラフィコは12月4日、「大掃除に関する調査」の結果を発表した。調査は11月20日~23日、2年連続で大掃除をする予定である20~69歳の既婚男女840名(20代のみ男女各20名、30~60代は各性年代100名)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、家庭における大掃除の分担について聞いたところ、女性の39.3%が「すべて・ほとんど自分でやっている」と回答し、いわば"ワンオペ大掃除"状態と感じている女性が4割近くいることが明らかに。一方男性の最多回答は、「配偶者や家族と分担していて、半分くらい自分がやっている」で38.8%。大掃除の分担に関して、夫と妻でギャップがあることが浮き彫りとなった。
続いて、2019年末の大掃除での夫と妻の貢献度を、2人合わせて10点になるように採点してもらったところ、男性(夫)の回答は平均で「夫:妻=4.7:5.3」とおおよそ半々の割合に。一方、女性(妻)は平均で「夫:妻=2.7:7.3」と、夫の貢献度は3割に満たないと感じていることが明らかに。ここでも、夫婦間での認識にズレがあることがわかった。
また、2019年末の大掃除で夫婦ゲンカをした人の割合を調べたところ、2割近くの家庭で「ケンカをした」(17.8%)ことが明らかに。その割合は、結婚年数が長いほど少なくなる傾向が見て取れた。
最後に、大掃除の際に、配偶者に言われたらやる気がなくなる言葉を教えてもらったところ、男性のTOP3は、1位「邪魔だからどいて」、2位「そのやり方じゃダメだよ」、3位「まだ終わってないの?」という結果に。女性のTOP3は、「普段からやっておけばよかったのに」、2位「まだ終わってないの?」、3位「どうせまた汚れるよ」となった。
一方、やる気が出る言葉としては、男女ともに1位「ありがとう」、2位「キレイになったね」という結果に。続いて、男性3位は「頼りになるね」、4位は「さすがだね」など、夫は賞賛の言葉をかけられるとやる気になるよう。一方女性の3位は「掃除が終わったら美味しいもの食べよっか」となり、妻は「自分が作らない、美味しいもの」がやる気アップに繋がることがうかがえた。