お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が6日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~)に生出演。3日に行われたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の会見について言及した。
SNS上では渡部の準備不足を指摘する声がある一方で、渡部を責め立てるリポーターを批判する声もあったが、太田は「つるし上げだし、いじめっちゃいじめだけど、あれをやりたいと言ったのは渡部ですから。ああいう風になるのもわかっているし、ああなるのはしょうがない」と話した。
その上で、「『精神科の病院に通っているんですか?』、『病名は何ですか?』、『何回通っているんですか?』、『依存症ですか?』という質問があって、そこまで踏み込むんだと思った。渡部が倫理的に外しているんだけど、渡部にも人権はあるわけで…」と記者の質問に違和感。「そこまで踏み込むのと、渡部がやったことの罪深さと、どっちが罪深いのかなと思うと、俺は質問者のほうがモンスターだなと思った」と語った。
続けて、「集団心理がある。あの場で『その質問はやめておきましょうよ』と言う人がいなかった。それが集団の怖さだなと。一線を越える瞬間はあった気がしている」と集団の怖さを感じたと明かした。
渡部は6月に『週刊文春』で複数の女性との不倫を報じられ、芸能活動自粛を発表。会見では、「このたびは私がしてしまった大変軽率な行動により多くの関係者の方々に大変ご迷惑をおかけし、多くの視聴者の皆様に大変不快な思いをさせてしまったことを心より深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、「概ね報道にあった通りです」と認めた。