お笑い芸人の土田晃之が4日、フジテレビ系情報番組『バイキングMORE』(毎週月~金曜11:55~14:45)に生出演。不倫騒動で活動自粛中のアンジャッシュ・渡部建が、前日に開いた会見について語った。

土田晃之

土田晃之

コメントを求められた土田は、「あの会見を見ていて、いい気持ちがした人はいないと思います。渡部に対してもそうだし、芸能リポーターの人たちの質問に対しても」と指摘し、「よくこういうことがあると坂上(忍)さんが『早めに会見すべきだ』と言うんですけど、僕は『このご時世で会見いるの?』と逆に思っちゃって」と説明。

その理由について、「昭和の芸能人というか、昭和の方だったらもっと自分が本当に思っていることを言えると思うんですけど、渡部は思っていることをもちろん言ってるんですけど、世間の人とかいろんな人たちに対して気を使いすぎてて何を言ってるのか分からなかったりする」と述べ、「そうなってくると『いるの? これ』と思って」と重ねて問いかけた。

また、「答えられないことを何回も聞くってあるじゃないですか。リポーターの人に聞きたいんですけど、正解は何ですか? 昭和を見ている感じというか。いろいろ職業も変わっていっている中で、まだこういう感じなんだなと思って」「以前の俳優さんの時も、『奥様と不倫相手の方とどっちが好きですか?』とか。そういう質問とか、どういうセンスしているのかなと思って。もっといえば、これは渡部の奥さんもお子さんも、1つの質問に対しても迷惑を被ること。そういうこととかも考えているのかなと思って」と取材する側の姿勢に疑問を呈す場面も。

「ボロボロ会見とか言われてますけど、記者会見の“MC”はリポーターさん側だと思ってるんですよ。こっちだって受け身だから、受け身の人の技量が高かったら、どんどんツッコんでいったらどんどん面白く返したりとか。『この人、これ以上言ってもダメだな』と思ったら、この人が答えられるところをどんどん詰めていくのが“MC”だと思っているので。会見がうまくいかないのは、渡部がどうこうというか、あの状態の渡部に何を聞いたら答えられるかというのをみなさんプロだったら、そこは何とかならないものなのかなと思ってしまう」と投げかけていた。