もうすぐクリスマス。子どもたちへのプレゼントを何にしようかと頭を悩ませているサンタクロースも多いのでは?
今年のトレンドのおもちゃにはどんなものがあるのだろうか。新型コロナの影響で中止になった「東京おもちゃショー」「クリスマスおもちゃ見本市」に代わる発表の場として用意された「2020今年のクリスマスおもちゃのトレンド記者発表会」を取材した。
「鬼滅の刃」と「すみっコぐらし」が2大人気
今年のクリスマスおもちゃの2大人気キャラクターは、「鬼滅の刃」と「すみっコぐらし」。
鬼滅の刃は、50種の音声と効果音を収録した「鬼滅の刃 DX 日輪刀」(バンダイ/5,800円)や、たまごっちと合体した「きめつたまごっち たんじろうっちカラー/ねずこっちカラー」(バンダイ/各2,300円)が大人気。
すみっコぐらしでは、85のアプリですみっコたちと楽しく学べるタブレット型の「ゲームもおべんきょうもできちゃう! すみっコパッド」(アガツマ/1万5,000円)、マウスを着せ替えると画面のキャラクターも変わるパソコン型の「マウスできせかえ! すみっコぐらしパソコンプラス」(セガトイズ/1万8,000円)などがある。
大きな特徴は、一つのキャラクターでさまざまなジャンルから商品が登場していること。いずれのキャラクターも、ゲームやメイキングトイなどラインナップ豊富におもちゃを展開している。
おうち時間に! ゲーム・メイキングトイ・教育玩具
またコロナ禍で、在宅時間を楽しくするゲームやパズル、メイキングトイ、楽しみながら学べる幼児玩具や教育玩具が人気に。
ゲームはおなじみの「人生ゲーム ジャンボドリーム」(タカラトミー/3,980円)をはじめ、キャラクターもののボードゲーム、アーケードゲームのおもちゃ版などが並ぶ。
メイキングトイには、消しゴムがつくれる「オリケシ」(バンダイ)、バッチがつくれる「Can バッチ good!」(バンダイ)、ビーズアートが楽しめる「アクアビーズ」(エポック社)や「パーラービーズ」(カワダ)、糸なしで縫える「フェルティミシン」(タカラトミー)、パスケースなどの小物がつくれる「パチェリエ」(ビバリー)、腕時計がつくれる「MixWatch」(メガハウス)などおしゃれと実用性をテーマにしたものが多い。
幼児玩具や教育玩具では、ひみつ道具スイッチとブロックで独自のコースをつくって遊ぶ「ころがスイッチ ドラえもん ボリュームデラックスキット」(バンダイ/9,800円)など、プログラミングの基礎やプログラミング思考が身に付くものが目立った。
液晶トイとタブレット&パソコントイは勉強にも
液晶トイやパソコンやタブレット、ウォッチなどデバイス型トイも注目。鬼滅の刃やすみっコぐらし、ポケットモンスター、ディズニー、アンパンマンなどさまざまな商品が展開されている。
定番ブランドの最新おもちゃは鉄板
もちろん、「トミカ」「プラレール」「仮面ライダー」「リカちゃん」「シルバニアファミリー」「アンパンマン」といったロングセラーの定番ブランドは鉄板。それぞれに今年も最新のおもちゃが登場している。
全体の傾向として、親子で楽しめるものが人気となっているのだとか。子どもたちの希望を聞きつつ、迷ったときにはこれらのトレンドも参考にしてほしい。
※価格は税別