三井不動産は12月3日、同社が展開している法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」に関して、既存の法人向けサービスオフィス「ワークスタイリングFLEX」、法人向け多拠点型サテライトオフィス「ワークスタイリングSHARE」に加え、12月8日から新たに法人向け個室特化型サテライトオフィス「ワークスタイリングSOLO」を開始することを発表した。
ワークスタイリングSOLOは、「ワークスタイリングSHARE」ではWEB会議などに対応できる1人用個室のニーズが増加しているほか、会員からは自宅の近くで利用したいという要望に応え、郊外エリアを中心に新たに開始する個室特化型サテライトオフィス。
全席WEB会議対応の1人用個室、音環境やプライバシーに配慮したサウンドマスキングを完備するといったテレワークに特化した環境であることに加え、オンラインで提供するコンシェルジュサービスやドリンク・リフレッシュメントも充実している。
また、会員QRコードを用いた入退館システムやセキュリティカメラ、警備員駆け付けサービスなどセキュリティ面も充実している。
さらに、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、入館時の検温・手指消毒、マスク着用確認、除菌清掃、除菌対策備品の完備、紫外線を用いた空気環境対策装置の導入なども実施している。
12月8日から順次オープンし、首都圏の郊外エリアを中心に2020年度中に13拠点、2021年度中には30拠点体制となる予定だという。主な展開予定エリアは、中野・荻窪・自由が丘・三軒茶屋・下北沢・豊洲・府中・南大沢・登戸・新百合ヶ丘・センター北・戸塚・藤沢・浦和・本八幡・柏の葉(豊洲、南大沢、新百合ヶ丘、柏の葉は12月8日オープン)
なお、ワークスタイリング会員は、全国の「ワークスタイリングSHARE」に「ワークスタイリングSOLO」を加えた全拠点を10分単位で利用可能となる。