歌手・米津玄師のオリジナルアルバム『STRAY SHEEP』が、Billboard JAPAN 2020年年間ランキングにて、総合アルバムランキング「Billboard JAPAN HOT Albums of the Year 2020」首位を獲得し、「アルバムダウンロードランキング」「アルバムセールスランキング」の首位と合わせて3冠獲得という快挙を達成した。

米津玄師

アルバム3部門の制覇は、Billboard JAPANが年間ランキングでダウンロードアルバムランキングの発表を始めた2017年以降初。

同作は、リリース日の前日となるフラゲ日に100万枚出荷を突破し、その後発売9日間でミリオンセールスを突破。アルバムリリース後は、全世界でユーザー数3億5,000万人を誇るゲーム『FORTNITE』でのバーチャルライブの開催や、ユニクロとのコラボTシャツの全世界販売など、米津にとって新たな試みを多数実施。アルバムの最後に収録されている楽曲「カナリヤ」のMVを、映画監督・是枝裕和氏が手掛けたことも話題になっている。

Billboard JAPANでは4日現在、CDが147万枚セールス、ダウンロードで18万DLを突破するなど、2020年を象徴する作品となった。米津からは「これだけたくさんの人に自分の音楽が聴かれるようになったことが不思議です。今はただ感謝の気持ちを伝えたいです」と感謝のコメントが到着。

なお米津は、同作の収益の一部を“カナリヤ基金”として、コロナ禍で困窮している人々に寄付していくと発表している。