コール ハーン ジャパンが12月4日より、コンセプトストア 「コール ハーン グランドショップ キャットストリート」をオープンします。事前に見学する機会があったので、行ってきました。
アートが飾られた店内
筆者の持つコールハーンのイメージは、90年代に雑誌などで見たナイキの「エア」ソール搭載のドレスシューズ。上品な紳士靴にスニーカーのエアソールというスタイルが新鮮だったと記憶しています。
その後、革靴をあまり履かない生活となり、同社の商品を見るのは久しぶりです。そんな筆者が店内に入って感じたのは、「思った以上に若者向けだなー」ということ。
それは店内の商品もそうですが、店内にディスプレイされるアートや壁面に描かれたメッセージなどがその印象をさらに強くします。単に90年代に若者だった私が、おじさんになっただけかもしれませんがー。
コラボレーション商品も登場
オープン記念の限定コレクションとして、ネットフリックスで人気のスタンドアップコメディアンのハサン・ミンハジ氏とコラボしたCole Haan x Hasan Minhajコレクションから、「グランドプロ ラリーコート スニーカー」(税別2万7,000円)が登場。
コラボする相手もこだわりを感じますね。
なお、同コレクションからは、11月より先行してウォータープルーフ「ハイカーブーツ」(税別4万5,000円)がリリースされています。
若者にコールハーンを知ってほしい
同社のシニア ストア マネージャー 萩原謙一氏より、店舗についてお話を聞くことができました。
――従来のコールハーンの持つイメージと異なる印象を持ちました。
萩原氏: 従来のコールハーンは革靴やパンプスなど、クラシックなイメージが強いブランドで、愛用いただく方も40~50代の方が多いです。もちろん、そうしたお客様も大切にしていきますが、やはり若年層にも履いてほしいという思いがあります。
ちなみに、これは日本だけでなく、グローバルな店舗全体の考えだそうです。そこで、今回のコンセプトストアが20~30代の若者に向けて情報発信するべく登場したと言います。
萩原氏: 渋谷と原宿をつなぐキャットストリートという場所で、ファッション感度の高い人にコールハーンの良さを知ってもらいたいですね。
こうした考えから、店内のさまざまな場所に表示されたQRコードを通して、「商品情報」「サイズ情報(在庫状況)」を確認できたり、照明付きミラーを備えたセルフィー・ステーションが用意されたりしています。
筆者のようなウインドーショッピングを楽しんだ世代からすると、ECだけでなく、こうしたリアル店での体験を楽しめる仕組みはうれしいですね。
残念ながら、このお店本来の利用対象(年齢)ではありませんが……。
●information
コール ハーン グランドショップ キャットストリート
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-2
営業時間:11~20時 不定休