IC-CONNECTは、ポータブルDAC「Music Patch ITM05」と、ITM05をPC用ヘッドホンアンプ化するドックユニット「ITM06S」をセットにした「Music Patch ITM05 DOCKセット」を12月4日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格(税込)は23,000円前後を見込む。
ikkoAudio(アイコーオーディオ)のポータブルオーディオ製品で、Music Patch ITM05はスマホ/タブレットのインタフェースに直結して使える。重さ30gという軽量設計で、対応デバイスの背面に装着したままでもストレスなく利用できるという。iOSデバイスに直結できるLightningモデル(アップル MFi認証取得済み)と、Androidスマホなど向けのUSB-Cモデルが選べる。対応OSはスマホ/タブレットがiOS 8.4以降/Android 5.1以降。
Lightning/USB-C以外の主な仕様は共通。シーラス・ロジックのDACチップ「CS43198」をデュアル構成で搭載し、最大384kHz/32bitまでのPCM再生とDSD256までのDSDネイティブ再生(DoP)をサポート。ヘッドホン出力は、3.5mmシングルエンドと2.5mmバランスを各1系統備える。推奨インピーダンスは16〜600Ω。
低電力のDACを採用することで接続端末のバッテリー消費を抑制。ITM05の充電ポートから、組み合わせたスマホ/タブレットの充電も行える。外装部分にはウレタンマットを使い、手触りがよく適度なホールド感としている。なお、ITM05はボリューム調整機能は非搭載で、DSDネイティブ再生時は最大音量で流れる場合があるという。
ITM05をパソコンなどに接続し、据え置き型のDAC/ヘッドホンアンプとして使える専用ドックユニット「ITM06S」を同梱。高音質マイクをユニット本体に装備し、テレワークやオンラインゲームなどのボイスチャットやビデオ通話にも活用できるとする。ボリュームやマイクのオン/オフボタンを備える。
ITM06Sのインタフェースは、ITM05用のLightningまたはUSB-Cと、PC接続用USB-C。USBハブとして使えるUSB-AとUSB-Cも各1系統備える。PC利用時の対応OSはWindowsのみ。