家事ジャーナリスト山田亮さんが思う、「ズレ家事」、「ズレ育児」とその対処法とは・・?

『ズレ家事・ズレ育児』とは?

――ズレ家事・ズレ育児とはどういうものなのでしょうか?また、ズレがあることによって夫婦間のコミュニケーションや夫婦生活にどういうことが起こるのでしょうか?

山田さん
2人以上で取り組むと必ずズレが生じるものですけど、認識のズレから行動のズレ、結果のズレが起こる。認識・行動・結果のズレをひっくるめてズレ家事、ズレ育児といっていいのではないかと思います。

――実際に思っている認識、というだけでなく、結果として行動につながり、夫婦間のコミュニケーションエラーにもつながる、そういう一連のことがズレ家事・ズレ育児ということですね。

データから見る『ズレ家事・ズレ育児』

――今回、1才未満の子どもを持つ共働きの20代から40代の夫婦を対象に調査をした結果、どちらかがメインで家事育児をするシュフ型が8割、1つの家事育児を分担するシェア型が約2割という結果が得られましたが、これについてどう思われますか?