お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と妻で所属事務所の社長・光代が2日、都内で行われた「日本ネーミング大賞 2020」授賞式に出席した。
今年が初めての開催となる「日本ネーミング大賞」は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することでネーミングの質と価値の向上、普及と啓蒙を図り、産業の発展に寄与することを目的に、優れたネーミングを選出して表彰するもの。授賞式には同アワードの審査委員長を務める太田光、特別顧問の太田光代が登場した。
冒頭で「アンジャッシュの渡部です。今日は謝罪会見にお越しいただきまして」といきなり不倫騒動で活動を自粛しているアンジャッシュ・渡部建をネタにするなど、会場を和やかにさせた太田光は「審査委員長を引き受けてしまい、(関係者に)聞いたらこっちが勝手にノミネートするということで、こんなに押し付けがましい賞があるのかと私はビックリしました。昔、田中(裕二)のファンの女の子がファンレターで『彼氏が出来たのでごめんなさい』と書いてありましたが、勝手に好きになられて勝手に振ってましたよ。賞に漏れた企業の方々はそんな気持ちになるんじゃないのでしょうか」と笑いを誘いつつ、「真面目に審査させてもらいました」と審査は公正を期したという。
大賞を射止めた「鼻セレブ」については「最初の時点から素晴らしいというのがありました。ある程度ジャンルごとに審査していきましたが、『鼻セレブ』が強いだろうと最初から一貫して感じてましたね。大王製紙の元社長と違って品がありますね。選んだほうもうれしいです」と毒舌を挟みながらも『鼻セレブ』を称賛し、来年以降の開催には「来年あるとしたら、私、裏口でも有名で。そっちの方はお金をくださればいかようにでも」と裁判沙汰となっている自身の裏口入学報道訴訟をネタにして笑わせた。
イベント後には報道陣向けの会見にも応じ、新型コロナウイルスに感染した相方の田中裕二について言及。既に完治したそうだが「彼は流行に敏感。コロナに感染してもちゃんと回復し、そういう意味では病気する度にネタになる。散々あの玉と扁桃腺で稼がせてもらいました。いつも通りの田中で良かったです」と毒を吐きながらも田中の回復に安堵した表情も。すると所属事務所の代表を務める光代が「あの時は言えなかったという訳ではないんですが、キス病と言われてまして、誰とキスをしたんだっていう話ですよ。いつも奥さんからもらって仲が良いですね」と田中と山口もえの仲が良いエピソードを明かしていた。
日本ネーミング大賞 2020
最優秀賞(大賞)
鼻セレブ(王子ホールディングス株式会社。王子ネピア株式会社)
優秀賞
菓子・アイス・スイーツ部門
ガリガリ君(赤城乳業株式会社)食品・調味料・サプリ部門
カップヌードル(日清食品ホールディングス株式会社)飲料部門
午後の紅茶(キリンホールディングス株式会社、キリンビバレッジ株式会社)アルコール部門
一番搾り(キリンホールディングス株式会社、キリンビール株式会社)医薬品係部門
求心(救心製薬株式会社)化粧品・トイレタリー部門
NONIO(ライオン株式会社)家電・ゲーム部門
ウォシュレット(TOTO株式会社)情報サービス、アプリ部門
PayPay(Zホールディングス株式会社)旅行・交通・物流部門
宅急便(ヤマトホールディングス株式会社)不動産・商業施設部門
東京スカイツリー(東武鉄道株式会社、東武タワースカイツリー株式会社)自動車部門
SKYLINE(日産自動車株式会社)アパレル部門
AIRizm(株式会社ユニクロ)屋号部門
MUJI(株式会社良品計画)その他
(CIAO)ちゅ~る(いなば食品株式会社)
審査委員特別賞
カップヌードル(日清食品ホールディングス株式会社)
AIRizm(株式会社ユニクロ)