私たちの暮らしを支える無印良品。今やどんな場所でもお店を発見できるほど店舗の数も増えているが、12月3日、東京・有明にオープンする「無印良品 東京有明」では今までの店舗では体験できなかったサービスや商品が楽しめるという。開店前の取材でわかった、見どころを紹介しよう。
好きなものを好きなだけ、贅沢な「食の量り売り」コーナー
無印良品のほぼすべての商品をそろえたうえで、8つの新商品・サービスも展開するという「無印良品 東京有明」。
中でもわくわくが止まらなかった新サービスが「食の量り売り」だ。雑穀や乾物、コーヒーやナッツ、ドライフルーツなど50種類以上の食品を、20g以上から1グラム単位で購入することができる。
ほとんどの商品が、「食の量り売り」コーナー限定の商品という点も特別感があってうれしいポイント。さまざまな種類のコーヒー豆を少量ずつ買って試し飲みするもよし、ナッツやドライフルーツを少量・複数組み合わせておつまみにするもよし……さまざまな楽しみ方ができそうだ。
また、30種類のパンを扱う無印最大のベーカリーも立ち寄りたいコーナーの一つ。自慢は同店限定の「カレーパン」で、キーマカレーを使った優しい味わいなので、子どもからお年寄りまで楽しめそうだ。
さらに全国で2つしかないジューススタンドも設置されており、ここでしか飲めない先行販売商品もあるので、ぜひ試してみてほしい。
お片付けサービスを無料で提供
また同店が特に力を入れているのが「暮らしのサポート」。2階に設置されている「くらしのなんでも相談所」というコーナーでは、「お片付けサポート」と呼ばれるサービスをなんと無料で提供する(江東区の有明・豊洲・東雲エリア住民限定)。無印良品のスタッフが実際に家に訪問して、持ち物の整理やお部屋の収納を改善提案してくれるそうだ。
併せて同店舗では、オリジナルの"黒家具シリーズ"を展開。定番のダイニングテーブルやごみ箱が真っ黒になっているさまを見た時には少々驚いたが、ブラックはインテリアの中でもトレンドのカラーということで、この機会に取り入れてみるのもいいかもしれない。
SDGsを意識した取り組みも
さらに店全体でSDGsを意識した取り組みが行われているのも印象的だった。
目新しい取り組みとしては「洗剤の量り売り」が挙げられるだろう。衣料用洗濯洗剤、バス用洗剤・トイレ用洗剤・食器用洗剤が100ml単位で購入できる。無印良品ではボトル入りの洗剤と詰め替え用の洗剤が販売されているが、量り売りでは詰め替え用の8~9割の価格になっており、お得になるのもうれしいポイントだ。
また無印良品以外の商品でも回収してくれ、1点以上の協力で軍手1つがもらえる「古着回収ステーション」、賞味期限の近づいた不要食品を回収してくれる「食品回収ステーション」も設置されており、気軽にエコに貢献できる。
週末のショッピングに最適
同店が入居する「住友不動産ショッピングシティ有明ガーデン」は今年6月にオープンしたばかりの新しい商業施設。東京湾岸エリア最大級の200店舗超がそろうほか、温浴施設やシアターも併設されている。
ぜひこれらのアトラクションと一緒に、関東最大規模の無印良品ワールドを楽しんでみてほしい。
●information
無印良品 東京有明
住所 : 東京都江東区有明2-1-7 有明ガーデン モール&スパ 1-3階