コスパに優れるゲーミングマザーボード

ASRockの「B550M Phantom Gaming 4」は、AMD B550チップセットを搭載したmicroATXマザーボード。ゲーマー向けながら価格が抑えられており、コストパフォーマンスに優れたシステムを構築できるだろう。8フェーズ電源やプレミアム50Aパワーチョークを搭載するなど、基本スペックもしっかりしている。価格は12,000円前後。

  • ASRockの「B550M Phantom Gaming 4」。低価格ながら2つのM.2ポートを備える

    ASRockの「B550M Phantom Gaming 4」。低価格ながら2つのM.2ポートを備える

  • バックパネルI/Oはシンプル。DisplayPort、HDMI、GbEなどを搭載する

また代理店からは、A520チップセット版の「A520M Phantom Gaming 4」もアナウンスされていたが、こちらは未入荷。M.2 NVMe SSDスロットが、PCI Express Gen4対応の「Hyper M.2」からGen3対応の「Ultra M.2」になるなどの制約はあるものの、基本スペックは近いので、価格をより重視する場合はこちらの選択肢もアリだろう。

  • こちらは「A520M Phantom Gaming 4」。レイアウトはかなり似ている

新型クーラー搭載のGeForce RTX 3090

MSIの「GeForce RTX 3090 SUPRIM X 24G」は、GeForce RTX 3090グラフィックスカードのハイエンドモデル。改良された新型のオリジナルクーラー「TRI FROZR 2S」を搭載しており、冷却性能が強化、ブーストクロックは1,860MHzと、かなり高速化されている。カードサイズは336×140×61mm。価格は247,500円前後だ。

  • MSIの「GeForce RTX 3090 SUPRIM X 24G」。新型クーラーを搭載している

  • カードは3スロット厚。出力端子はDisplayPort×3にHDMIと、標準的な構成

ブレードが2枚ずつ外輪で連結した「トルクスファン4.0」を搭載し、エアフローを強化。メモリには、専用のヒートパイプとヒートシンクによる、独立した冷却機能を用意した。ただ重量が1,895gと、従来モデルに比べかなり重くなっているが、金属製の曲げ防止ストラップを備えたほか、サポートステイが同梱される。

  • 背面には大型バックプレートを搭載。ロゴのLEDはMystic Lightで制御可能だ

  • トルクスファン4.0を搭載。よく見ると、ブレードが2枚ずつ外周で連結している

ARGBの簡易水冷にオールホワイト版

Thermaltakeのオールインワン水冷CPUクーラー「TH ARGB Sync」シリーズに、ホワイトバージョンの「Snow Edition」が登場した。スペックは従来のブラック版と同じで、ラジエータや水冷ブロックなどが全て白くなっている。ファンには、アドレッサブルRGB LEDを搭載。ツクモでの価格は、24cmモデルが12,078円、36cmモデルが16,478円だ。

  • Thermaltakeの「TH360 ARGB Sync Snow Edition」。トリプルファンモデルだ