ソニービジネスソリューション(SBSC)とソニーマーケティング(SOMK)は12月1日、SOMKがSBSCを2021年4月1日付で吸収合併し、経営統合すると発表した。

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    ソニービジネスソリューションとソニーマーケティングが経営統合へ(写真はCES 2020のソニーブース)

SBSCはソニーの放送・業務用製品の販売とシステムインテグレーションを手がけており、SOMKはソニー商品のマーケティング・セールス、およびこれらに付帯する諸業務を担っている。今回の経営統合は、2021年4月にソニーグループのエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)事業を担う新生「ソニー株式会社」が発足することを踏まえたもの。

両社は、ユーザーの志向が多様化し、商品の一般消費者向けやプロ向けという垣根がなくなりつつあると説明。「エレクトロニクス事業をとりまく市場環境、商品ラインアップの変化に対し、セールス&マーケティング機能を柔軟に適応させ、事業をさらに強化していく」ことを目的とし、国内のセールス&マーケティング機能を担う両社の統合を決定した。

SBSCとSOMKの経営統合により、EP&S事業における国内のセールス&マーケティング機能(コンスーマー、プロフェッショナル、モバイル)をすべて統合した販売プラットフォームを実現し、国内のエレクトロニクス事業のさらなる強化を目指す。