AKB48新ユニットのLacet・SENSUALITY・GRATSの3組が、28日・29日の2日間にわたりAKB劇場で「2020 AKB48 新ユニット! 新体感ライブ CONNECT 祭り♪」を開催した。

  • AKB48新ユニット・GRATS

約1年前となる2019年12月8日に行われた『AKB48 劇場14周年記念公演』がきっかけで誕生したAKB48の新ユニット8組。そのうち、小栗有以や山内瑞葵ら5人構成の新時代アイドルユニット・I×R、次世代ホープユニット・HUETONE、癒し系ユニット・Honey Harmony、スタイル抜群のガーリッシュユニット・TinTlip、歌唱力に定評があるメンバーが揃った・Melismaは、2月に渋谷ストリームホールでお披露目ライブを開催済。今回は、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた残り3組のユニット振替公演となった。

Lacetは、AKB初のバンドユニットで、行天優莉奈(ベース)・齋藤陽菜(ギター)・高橋彩音(キーボード)・高岡薫(バイオリン)・吉橋柚花(ドラム)・向井地美音(ボーカル/ギター)の6名で構成。「1994年の雷鳴」を皮切りに演奏をスタートし、メンバー紹介を挟んで「After rain」「ヘビーローテーション」を披露。

この日のためにかなりの練習を積んできたメンバーたち。譜面に数字を書き覚えたという行天や、ドラムの動画を見て体にリズムを刻み込んだという吉橋など、メンバーの練習法も明かされた。向井地は「人生でガールズバンドを組むのが夢でした。それもAKB48で出来たことが幸せでした」と喜びをあらわに。

ファッション誌のモデルをつとめる加藤玲奈や、韓国での人気も高い宮崎美穂をはじめとした、込山榛香、篠崎彩奈、左伴彩佳、茂木忍の6人で結成された、SENSUALITY。左伴から「私たちは大人メンバーで結成されたセクシー&クールな女子ユニットです! ユニット名には色気や官能という意味があります。私たちのパフォーマンスでセクシーさや大人っぽさを感じていただければと思います!」と挨拶。宮崎は「お昼から刺激的じゃないですか?」と笑い、茂木は「みなさんがマスクの中でにやけてしまうようなセクシーな公演にしたいです」と意気込んだ。

込山が「ジッパー」、左伴が「She's gone」、茂木の「Hate」、宮崎の「Blue Rose」、篠崎が「わるなん」、加藤が「誕生日TANGO」と、それぞれが歌いたい曲を選曲したソロコーナーも。込山は「ずっとやってみたかった念願の『ジッパー』が歌えて嬉しいです!」と楽曲への思いを語った。

トリを飾ったのは、大森美優・柏木由紀・佐々木優佳里・馬嘉伶・武藤十夢・吉川七瀬の6名で構成されたゲーム好きなメンバーユニット・GRATS。「ミュージックジャンキー」「Show fight!」など4曲続けて披露し、26歳の誕生日を迎えたばかりの武藤は「本当は思いっきりコールして欲しいセットリストなので、今日は思いっきりペンライトやうちわなどで応援してください!」と挨拶した。

23日に開催した『AKB48 e運動会』にも触れ、柏木が「eスポーツユニットとして活動したいです。次のゲームのイベントがあれば活躍したい!」と、今後の活動を切望する⼀コマも。音楽にあわせて9つのボタンを叩く音楽シミュレーションゲーム『pop'n music peace』などを使った対戦では、柏木・佐々木・馬チームが大逆転勝利を果たすなど盛り上がりを見せた。

(C)AKB48