CONNECT、STOCK POINT、ロイヤリティ マーケティングの3社は11月26日、「資産形成・ポイント運用」に関する調査結果を発表した。調査は10月27日~28日、Pontaリサーチ会員3,000名(男性、女性×年代別〈20・30・40・50・60代以上〉の各10セルで300サンプル)を対象にインターネットで行われた。
今年の資産形成に対する意欲を聞いたところ、「新たに始めた」「始めたくなった」という人は17.8%で、特に20代で高く29.1%に。「より強化したい」と回答した人の割合は、30代(21.0%)が最も高く、全体では15.6%だった。
資産形成への意欲が高まった理由としては、「老後の資金を確保したい」(48.8%)、「将来が不安になった」(38.0%)、「投資で利益を出したい」(33.2%)が上位に。特に20代では「将来が不安になった」が最も高く、43.0%だった。
また、今後やりたい資産形成について教えてもらったところ、多い順に「定期預金」(22.6%)、「株式投資」(17.9%)、「つみたてNISA」(16.0%)という結果に。資産形成意欲別にみると、「新たに始めた」派は「株式投資」(29.2%)が、「より強化したい」派でも「株式投資」(31.3%)が最多となり、「始めたくなった」派では「つみたてNISA」(31.6%)が最多となった。
続いて、資産形成を始めた時期を教えてもらったところ、90.8%が「コロナ流行前」からであることが判明。コロナ禍(2020年3月頃~10月頃)に開始した人は1割程度(9.2%)にとどまった。
実施している資産形成については、「株式投資」(40.2%)が最も多く、次いで「定期預金」(35.5%)、「投資信託」(33.8%)、「個人年金保険」(25.7%)と続いた。年代別にみると、20代は、特に「つみたてNISA」を実施している割合が高く、全体平均が16.3%に対して、20代は30.1%だった。
今年の「投資」への興味関心について聞いたところ、37.6%が「より関心が高まった」(10.3%)あるいは「まあ関心が高まった」(27.3%)と回答。また、実際に「投資をしている」という人は全体で31.4%。節約の意識別でみると、「投資への関心」「投資をしている」の割合ともに、節約を意識しているほど高い傾向がうかがえた。