俳優の赤楚衛二が28日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで行われた1st写真集『A』(ワニブックス 税抜2,500円)の発売イベントに登場し、取材に応じた。
沖縄で撮影された同写真集は、発売前重版も決まるなど注目度抜群。取材会では「登場です!」と言われたにもかかわらずなかなか出てこない赤楚が「赤楚さーん! どうぞー!」と呼ばれ「すいません」と慌てて登場するという微笑ましいハプニングもあった。
写真集の中には「雨の日に橋の上で写真を撮らせていただいたんですけど、思ったより土砂降りで、頑張って目を開けようとしたら、その瞬間をカメラマンさんが撮ってくださって奇跡的な1枚ができた」という写真も。お気に入りとしては「1番普段の自分に近い」という、足を上げている引きのカットを挙げた。
現在、出演中のテレビ東京の木ドラ25枠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(毎週木曜 25:00~)が反響を呼んでいるが、「『チェリまほ』のみなさん、町田啓太くんもおめでとうと言ってくれて嬉しいです」と明かす。町田については「一昨日くらいにインスタライブをやらせていただいて、そのタイミングでおっしゃっていただいて、LINEで『おめでとう』と言ってくれたりしました」と発売を祝っていたという。
同作は海外の反響も大きいが、「僕のSNSのコメントの半数以上が外国語のコメントなんです」と本人も実感している様子。「『チェリまほ』自体はテレ東さんで、日本で楽しんでくれる人だけ楽しんでくれたらいいなというくらいの感覚だったんですけど、アジアの方にも共感していただけたり楽しんでくれてると聞いて。言語は違うけど、国境を超えて人のつながり、温かみを感じてもらえたらのかなと思うと、本当に役者やっててよかったと思いますし、そういう作品に出たいなと思いました」と語った。
写真集のインタビューでは「女の子に好きと言われると閉じてしまう」という心境も吐露されていたが、赤楚は「学生時代からずっとそうだったんですけど、調べたら『蛙化現象』と。自分が自分のことを好きじゃなかった時期があって、だからそうなったのかなって。今だったらめちゃくちゃ嬉しいです」と明かし、ファンにも「好きって言ってほしい」と希望した。
2冊目については「うまくいったらまた表現させて欲しいなと思います」と意欲的。タイトルは「『B』ですかね」と笑わせ、「それか、ひらがなの『あ』か、『Z』まで行っちゃおうか、いろいろ考えてます」と構想を見せた。