京阪電気鉄道は27日、年末年始の列車運転について発表した。例年、京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルで実施していた大みそかの終夜運転は行わず、最終列車の時間延長運転もないとのこと。1月1~3日は京阪線などで初詣に便利な正月ダイヤを実施する。
大みそかの終夜運転は昨年度まで京阪線(京阪本線、鴨東線、中之島線、交野線、宇治線)と石清水八幡宮参道ケーブルで実施していたが、今年度は取りやめに。12月30・31日と1月4日は土曜・休日ダイヤで運転し、1月1~3日は正月ダイヤとして、京阪線で昼間時間帯に約12分間隔の運転、石清水八幡宮参道ケーブルで5~10分間隔の運転を行う。
正月ダイヤの期間中、淀屋橋~出町柳間(京阪本線、鴨東線)では、特急・急行・普通がそれぞれ約12分間隔で運転されるダイヤに。京橋~七条間ノンストップの快速特急「洛楽」は午前の京都方面行を6本、午後の大阪方面行を6本設定し、いずれも6本中2本は「プレミアムカー」を連結した8000系、他の4本は3000系で運転される。形式ごとに異なるデザインの2021年初詣ヘッドマークも用意され、「洛楽」での運行時に掲出する。
なお、年末年始の大津線(京津線、石山坂本線)は12月30日から1月3日まで土曜・休日ダイヤ、1月4日は平日ダイヤでの運転となる。