阪急電鉄と能勢電鉄は27日、大みそかの臨時列車の運転について発表した。例年、大みそか深夜から元旦にかけて終夜運転を行っていたが、今年度は臨時列車による延長運転を深夜2時頃まで実施するという。

  • 阪急電鉄は大みそか深夜、京都本線で快速・準急・普通を設定。その他の路線は普通のみ設定し、深夜2時頃まで運転される

大みそか深夜、阪急電鉄は天神橋筋六丁目~淡路間・神戸三宮~新開地間を除く全線において、深夜2時頃まで臨時列車を運転する。京都本線では京都河原町発大阪梅田行の快速1本、大阪梅田発京都河原町行の準急2本を設定したほか、普通も上り4本(うち3本は大阪梅田発)・下り5本(うち4本は京都河原町発)設定。千里線(北千里~淡路間)や嵐山線(嵐山~桂間)でも、それぞれ普通を上下各1~2本程度設定している。

神戸線・宝塚線は普通のみとされ、本数は神戸本線が上り4本・下り4本、宝塚本線が上り5本・下り6本。その他、今津線(今津~西宮北口間・西宮北口~宝塚間)、伊丹線(塚口~伊丹間)、甲陽線(夙川~甲陽園間)、箕面線(石橋阪大前~箕面間)でも、それぞれ普通を上下各2~3本程度設定した。

能勢電鉄も深夜2時頃まで臨時列車を運転。川西能勢口~平野・妙見口間にて普通を上り5本・下り4本設定し、川西能勢口駅で宝塚本線との接続も考慮したダイヤとなる。山下~日生中央間でも、普通を上り3本・下り3本設定。妙見の森ケーブル・リフトは元日の6時から運転するとのこと。なお、阪急電鉄・能勢電鉄ともに年末年始は12月30日から1月3日まで土曜・休日ダイヤとなる。