ロックバンドの[Alexandros]が26日、Spotify初のオンラインライブイベント「Tokyo Super Hits Live 2020」に生出演した。

「Tokyo Super Hits Live 2020」に出演した[Alexandros]

同イベントには[Alexandros]のほか、嵐、Perfume、End of the World(SEKAI NO OWARI)、ビッケブランカ、Vaundy、マカロニえんぴつの計7組が出演。日本のポップシーンを彩るプレイリスト「Tokyo Super Hits」をコンセプトに、世界に向けてもその魅力を発信した。

今年、メジャーデビュー10周年を迎えた[Alexandros]。サウンドエフェクトの「Burger Queen」を途中から生演奏へと切り替え、「Kick&Spin」へ。11日にリリースしたばかりの「Beast」でさらに盛り上げ、最後は先日テレビ初披露されたことでも話題を呼んだ新曲「風になって」で締めた。

トークセッションでは、司会のハリー杉山がボーカル・川上洋平に「コロナの影響で目の前にお客さんやファンがいない。これはもう慣れました?」と無観客ライブについて問いかける場面も。川上は、「やっぱり慣れたくないというのはありますね」と笑顔を見せ、「これは今だけの。逆にスペシャルオケージョンというか、これはこれで楽しもうと。でも、いつか必ず目の前で安心して心の底から楽しめる。それが待っているから、今はこれでやっておこうという気持ちで僕らはいます」とライブへの思いを伝えた。

来年1月19日、20日には「10th ANNIVERSARY LIVE at 国立代々木競技場 第一体育館“Where's My Yoyogi?”」を控えている。川上は、「10周年の締めくくりが1日目で、2日目が11年目の初日になると思うので、雰囲気は少し変わるんじゃないかなって。今、セットリストとか演出を考えているんですけど、面白いライブになるかなと思っています」とアピールし、「あと、(庄村)聡泰くんがそのライブをもって、[Alexandros]から勇退します。彼も何らかの形で。ドラムではないんですけど参戦しますので、そこもぜひ楽しみにして頂ければと思います」と心待ちにするファンに向けて呼び掛けた。

[Alexandros]は今年1月、「局所性ジストニア」によってライブ活動を休止していた庄村聡泰が勇退することを発表。「医師と相談の上、制限された中で活動を行っていく所存でしたが活動を継続していくことが困難な状況が続いており、[Alexandros]メンバー・スタッフで何度も話し合った結果、最終的に本人の意思を尊重し、このような決断をいたしました」と経緯を明かし、「2010年4月1日の正式加入から、庄村聡泰と苦楽を共にした10年間はかけがえのない時間であり、庄村がここから歩む新たな人生に心からの敬意を表し、『脱退』ではなく『勇退』と発表とさせていただくこととなりました」と「勇退」とした真意にも触れていた。

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