プラネットは11月25日、「オンライン飲み会」に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月28日~11月2日、20代~70代以上の男女4,000名(男女各2,000名)を対象にインターネットで行われた。
まず、忘年会や新年会などの飲み会への参加意向について聞いたところ、「(積極的に+どちらかといえば)参加したい」という人は33.8%だったのに対し、「(どちらかといえば+できるだけ)参加したくない」という人は、倍の66.2%に達した。
また、過去2年間のうちに参加したオンライン(インターネットを活用してリモートで行うやり方で)イベントを教えてもらったところ、「ショッピング」(16.2%)、「飲み会」(9.4%)、「ライブ観戦」(5.3%)が上位に。一方、対面型(オフライン)(実際に現地で集まって行うやり方で)イベントでは、「飲み会」(37.4%)、「ショッピング」(36.7%)、「旅行・観光」(34.0%)が上位となった。
「オンラインで良かった点」を聞いたところ、「新型コロナウイルスなどの感染リスクがない」(36.6%)が最多に。次いで「自分のペースが保てる」(32.3%)、「自分の好きなタイミングで参加したり切り上げたりできる」(25.7%)と続いた。
では、オンラインイベントでの適正人数はどれくらいなのだろうか。「飲み会」「お酒を伴わないお茶会」「パーティー」「同窓会」など、13項目についてそれぞれ適正人数を聞いたところ、「パーティー」「同窓会」では「5~6人」が最も多く、「スポーツ観戦」「ライブ観戦」「ショッピング」では「2人(1対1で)」が最多となった。
また、これから忘年会や新年会があった場合の参加意向を尋ねたところ、「対面型(オフライン)で参加したい(どちらかといえばを含む)」は42.5%になり、オンライン(計)での参加希望者は8.3%という結果に。「コロナの感染リスクは避けたいが、本音を言えば対面で人とは関わっていたい」そんな本音が現れているといえる結果となった。
最後に、「オンライン飲み会に関して思うこと」を聞いたところ、オンラインの良さとして、「移動の時間やお金がかからない」「自分のペースで飲食ができ、入出も自由」「「自宅だとリラックスして話せる」「それぞれ好きな飲み物食べ物で参加出来る」「初めて会う人ばかりの飲み会だとオンラインが気が楽でいい」といった声が寄せられた。
一方、オンラインが苦手だという人からは、「何人いても、結局、2人づつしか話せない」「写るとか撮られるとかが苦手なので、楽しく参加出来ない」「所詮バーチャルであり、やはり、本物のコミュニケーションとは異なる」といったデメリットがあがった。