歌手の氷川きよしが、バンダイナムコエンターテインメントのスマホ向けアプリゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』の新CM「指一本で駆けめぐれ」編に出演する。CMは孫悟空役の声優・野沢雅子がナレーションを務め、28日より放送される。
ゲームの世界に飛び込んだ氷川の全身が孫悟空に変化し、現実世界とゲームの世界をシームレスに行き来しながらフリーザとの激しいバトルを繰り広げていく。すると画面はすべて現実世界に切り替わり、スマートフォンでそのバトルをプレイしている私服姿のカットに。ゲームに熱中している氷川の笑顔を見ることができるCMだ。
新CMの楽曲には、昨年の「第61回輝く! 日本レコード大賞」の作曲賞を受賞した、アニメ『ドラゴンボール超』のオープニング主題歌「限界突破×サバイバー」が採用されている。
オーラを全身にまとったかのような煌びやかな衣装の撮影では、空へ舞い上がるシーンやゲームとシンクロする激しいアクションシーンが。ワイヤーに吊るされながら緻密な動きを表現する氷川に、スタジオには大きな拍手が響きわたった。
「小さいときからずっと見てきたスーパーヒーローのCMなので、思い残すことはないほど嬉しい」と話していた氷川。ドラゴンボールには、願いを叶えてくれる“神龍(シェンロン)”が登場するが、氷川に今の願い事を聞くと「やっぱり自分の歌が多くの方に今まで以上に届くようになったらいいなと思うので、歌が多くの方に届くような願いを叶えて欲しいですね。素晴らしい歌に出会いたいです。皆が感動してくれる」と歌との出会いを挙げた。
それは演歌だけではないといい「1つの枠に縛られるより、本当に自分が心で、気持ちで、 魂で、歌を歌うのが応援してくださっている皆さんに対する大切な想いなので」とファンへの想いも明かす。
また『ドラゴンボール レジェンズ』というタイトルにちなみ、これまで共演して印象に残っている“レジェンド”について聞くと「野沢雅子さんにお会いした時に本当に優しい方だなと思って。やっぱり野沢さんですかね」と、今回ナレーションでも参加した野沢の名を。
「実際どんな方だろうと思っていたんですけど、本当に温かい方ですごく大好きな方ですね。憧れの先生です。『野沢先生』って呼んだら、『先生とか呼ばないでいいよ』っておっしゃったり。やっぱりすごい方なので、野沢さんにお会いして素敵な方だなと思って」と、野沢とのエピソードを明かした。
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