リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関である「ホットペッパービューティーアカデミー」はこのほど、 「ジム・フィットネスに関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は10月1日~5日、20~59歳の女性30,509人を対象に、インターネットで実施した。
運動不足だと思うか尋ねたところ、80.7%が「そう思う」「ややそう思う」と答えた。コロナ太りしたと思うかという問いに対しては、43.1%が「そう思う」「ややそう思う」と答えている。
「新型コロナウイルスが流行し始めてから興味が出た」運動について調べたところ、「動画を見ながら自宅でトレーニング」「動画は見ずに自宅でトレーニング」など、自宅でできる運動の興味が高まっていることがわかった。「各ジム・フィットネス」の未経験者の中では、「ヨガ・ピラティス」の興味が最も高くなっている。
ジム・フィットネスに「入会した」「体験受講した」「都度払いで利用した」「受講しようと思っている」理由を尋ねたところ、各ジム・フィットネスの業態でやや傾向が異なることがわかった。「運動不足解消」「痩せたい」は共通しているが、パーソナルでは「ボディメイク」、ヨガ・ピラティスでは「健康維持」「気分転換」という回答が目立つ。
「現在入会している」「退会したジム・フィットネスジム・フィットネス」について、ジム・フィットネスの業態別にどの程度満足しているか尋ねると、「効果の満足度」ではパーソナルが最も高かった。一方、「総合満足度」ではヨガ・ピラティスが最も高い。効果の満足度と、総合満足度は必ずしも比例していないことがわかった。
「現在入会している」「退会した」「受講しようと思っている」ジム・フィットネスで払っている(いた)月額会費を聞くと、最も高いのはパーソナルで平均1万6,500円だった。パーソナル以外は6,000円~7,000円台となっている。
期待した効果が得られるならいくらまで払えるか(許容金額)では、パーソナルで2万2,500円、パーソナル以外では8,000~1万円弱だった。パーソナルでは、月額会費自体が高いにもかかわらず、さらに6,000円払ってもよいという高い期待がうかがえる結果となった。
ジム・フィットネスの月1回未満利用者・退会者・休会者に、直近で利用していない主な理由はコロナウイルス流行の影響によるものか尋ねたところ、71.0%が「コロナウイルス流行の影響によるものではない」、29.0%が「コロナウイルス流行の影響によるもの」と答えた。
再開意向について聞くと、最も多い回答は「コロナウイルスの感染者数が落ち着いてから」(52.3%)だった。「再開する予定はない」と回答した人は12.5%と少なく、大多数が再開意向があることがわかった。
"美ボディ"と言われて連想する女性有名人について尋ねると、最も多い回答は「菜々緒」さんだった。2位は「中村アン」さん、3位は「米倉涼子」さん、4位は「田中みな実」さん、5位は「ローラ」さん。