フリーアナウンサーで女優の田中みな実が、「第49回ベストドレッサー賞」の芸能部門に選出され25日、都内で行われた授賞式に登壇した。
ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的に、政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなどの各分野で時代をリードする著名人に贈る同賞。
田中は、デコルテや背中を大胆に披露したドレスで登場し、「このような歴史ある賞を頂戴いたしまして誠に恐縮です。どうもありがとうございます」と感謝した。
司会者から、毎日一流レストランでシャンパンを飲んでいるイメージだと言われると、「外食も月に1回するかしないか。コロナの状況下に関わらず自炊が多くて、あんまり人と食事をする機会もなくて、こういう華やかな場もドキドキしちゃいます」と説明。「芸能界の人が地味アピールするのすごい嫌なんですけど、でも本当なんです」と笑顔で強調して笑いを誘った。
今年は写真集が大ヒットし、女優としても注目を集めた田中。「流れに身を任せていたらこういう場所に呼んでいただいて、身の丈に合わないようなお仕事をたくさんさせていただいたと思っているので、来年も流れに身を任せ精一杯生きていこうと思います」と来年への意気込みを語った。
なお、俳優の中村倫也も芸能部門を受賞。そのほか、政治・経済部門に伊藤忠商事代表取締役社長COOの鈴木善久氏、学術・文化部門に日本舞踏尾上流四代家元の尾上菊之丞、スポーツ部門にプロeスポーツ選手のときどが選出された。