中国Xiaomi(シャオミ)は11月24日、サブブランド「POCO」のエントリー向けスマートフォン新製品「POCO M3」をグローバル発表した。日本での発売は未定。
「POCO M3」は、6.53インチ(2,340×1,080ドット)の画面を備えた4G対応のAndroidスマートフォン。アスペクト比は19.5:9で、コントラストは1500:1。狭額ベゼルを採用し、上側にインカメラの切り欠きが付いている。
カメラは48MPのメインカメラ(f/1.79)、2MPのマクロ(f/2.4)、2MPの深度センサー(f/2.4)という3レンズ構成。夜景撮影やタイムラプス、ポートレートなどのほか、Rawモードや、背景をモノクロ化するColor-focus、映画のような色味に調整した写真が撮れるMovie frameといった撮影機能を搭載する。フロント側のインカメラは8MP(f/2.05)。
性能面では、プロセッサにミッドレンジ向けのSnapdragon 662を採用し、メモリは4GB、ストレージは64GB / 128GBを選択可能。ほか、電源ボタン兼用の指紋認証センサーやデュアルスピーカー、3.5mmイヤホンジャッなどの搭載も特徴となる。
通信はデュアルSIM(nanoSIMカード)をサポートし、microSDカードスロットも別途搭載する2+1スロットを内蔵。バッテリー容量は6,000mAhで、バッテリー寿命が長い高充電サイクルバッテリーを採用したという(最大1,000回充電可能)。重さは198g。
カラーはPOCO Yellow(黄色)、Cool Blue(青)、Power Black(黒)の3色展開。本体サイズはW77.3×D9.6×H162.3mm。OSはAndroid 10ベースの独自UI「MIUI 12」。
POCO M3は、4GBメモリ+64GBストレージモデルで149米ドル(約15,580円)、4GBメモリ+128GBストレージで169米ドル(約17,700円)という価格が案内された。2020年のホリデーシーズンに投入されるという。