ツナグ働き方研究所はこのほど、「職場の飲み会世代間意識調査」の結果を発表した。同調査は11月2日〜6日、正社員として働く全国の20〜64歳3,000人を対象にインターネットで実施した。
コロナ禍での、職場の飲み会の参加について尋ねたところ、69.7%が「まったく飲みに行っていない」と答えた。世代別にみると、20代では58.5%、50代以上では79.6%が飲みに行っていないと答えており、約20ポイントの差が見られた。
GoToキャンペーンが始まって、職場の飲み会を解禁した人は、20代で15.6%。50代以上は7.3%だった。50代で職場飲み会を解禁したのは若者の半分以下となっている。
職場オンライン飲み会の経験について尋ねると、20代は28.8%、50代以上では8.0%で、3倍以上のスコア差があった。
しかし経験者のうち、オンラインよりリアルな飲み会のほうがいいという回答は20代で65.8%、50代以上で47.8%と、若者の方が多かった。一方、オンライン飲み会とリアル飲み会のハイブリッド型を希望するのは20代が32.4%、50代以上が43.5%で、若者世代よりミドルシニア世代のほうがオンライン飲み会を許容する人が多かった。
職場の飲み会について、「感染より周囲の目が気になる」と回答した人の割合は、20代が26.4%、50代以上は12.5%だった。「周囲の目より感染が気になる」という回答は20代では24.3%、50代では32.4%だった。20代は感染より周囲の目、50代以上は感染リスクを気にしていることがわかった。