新型コロナウイルスの感染拡大により、ガラリと変わった生活様式。特に、アルコール消毒など「除菌」をする機会は増えたことでしょう。
巷でもさまざまな除菌グッズを見かけるようになりましたが、なんと除菌できるボックスを搭載したリュックがあるらしい……!?ということで、早速試してみることにしました。
UVC除菌ができる「KEEPACK」の魅力とは?
11月に入り、さらに感染が広がっている新型コロナウイルス。除菌をする日常が当たり前になってきています。
そんな中生まれたのが、除菌ボックスを搭載したバッグ「KEEPACK」です。リュックやショルダーバッグに、「UVC波」で除菌できる除菌ボックスを搭載していて、"いつでもどこでも除菌できるように"開発されたといいます。
UVCとは「紫外線C波」と呼ばれ、波長が200~280ナノメートルの紫外線のこと。太陽光線にも含まれますが、オゾン層があるため地表には到達せず、薬品やアルコールなどを一切使用しない除菌方法として知られています。
除菌ボックスでは、除菌に有効とされている260~280ナノメートルの波長のUVCが出るLEDライトを採用。紫外線が全方向に反射するように、内側にはシルバーのアルミ生地を使用しています。
また、除菌を行っている最中は、除菌ボックスが開くとLEDライトの電源が切れる仕様になっているとのこと。紫外線が気になる方にとっては、直接浴びる心配もなく、安心ですね。
UVC除菌を実際に試してみた
自宅に「KEEPACK」が届いたので、早速UVC除菌を試してみることにしました。除菌するのは、洗って繰り返し使えるマスクとスマートフォンです。
除菌ボックスの電源は、リュックの内側につながっているUSBケーブルからとれるので、USBをモバイルバッテリーに差し込み、準備OK!
ファスナーとマグネットをしっかり閉めて電源を入れると、ボタンの左側にあるライトが点灯して照射がスタートしました。照射中は特に音もせず、3分が経過すると自動的に光が消え、照射が終了。
常に持ち歩いているスマホは、特にこまめに除菌したいグッズ。リュックに入れて、移動中に除菌できるのは、うれしいなと思いました。
大容量や機能の多さも魅力
「KEEPACK」に仕事用の荷物を入れてみました。
メインポケットはフルオープンできる仕様になっていて、大容量なので一泊の出張くらいなら、これだけで行けるかも。ただ、傘や飲み物を入れるポケットがないので、ビニールに入れるなど、中のものの濡れ対策は必要かなと感じました。
開く側のリュックの前面には15.6インチまでのパソコンと11インチまでのタブレットが同時収納できるポケット、側面には充電用USBポートなど、機能性も高く、ところどころに細かな気配りを感じました。
荷物を入れた後に背負ってみましたが、身長150cmの筆者にとってはやや大きめに感じました。ただ、それでもリュック自体はとてもスマートで、スーツにも合わせられる印象です。オフィスでもカジュアルでも活躍してくれそう。
新型コロナウイルスの第3波がきている今、まだまだ除菌の必要性は高い日々が続きそうです。感染対策が叫ばれる中、除菌を持ち歩くという考え方が一般化しそうな予感がしたリュックとの出会いでした。
12月発売予定で価格は税別1万7,500円。リュックのほかにも、同様のUVC除菌ボックスを搭載したバッグ(税別9,500円)を販売するとのこと。現在はMakuakeで応援購入を募っているそうなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。